この記事には本当にびっくりで、ガッチャマンの替え歌の「地球は一つ、も一つ作れば二つ」という名フレーズをそのまま実行して、しかも貧富の格差をなくして、地方復興まで出来るというアイディアなので、もう株式会社メタップスに死ぬまでついていこうかと思うほどぶったまげました。
このプロジェクトは衛星データとブロックチェーンを活用して仮想空間にもう一つの「地球」を作るプロジェクトだ。それも現実の地球と逆相関する経済をもった地球。
一方、ブロックチェーンなどが世の中に出来るまえから、私には「世の中の格差をどうなくすか」という人生の課題がありました。その課題解決のネタもずっと探していた。世の中の格差を是正することはできないかと。
そこで位置情報を利用して現実経済と逆相関する経済を作れないかと思ったんです。現実世界のお金持ちが仮想世界ではチャンスが少なく、逆になかなかチャンスがない例えばアフリカとか東南アジアの人たちには有利になるような世界を作れないかと。
衛星データから得た現実の位置情報とブロックチェーンのトークンをつなぎ合わせて、現実経済と逆相関する世界(経済)をつくれば、世界の平均化が出来て格差も縮小できるんじゃないかと仮説を立てたんです。それがEXAのアイデアの原点です。
現実と裏返しの格差を起こす「負の経済」をもう一個つくればいいと思ったんです。格差はとめられないものなんだと一旦認めて、真逆のものを作り、2個足してプラスマイナス0になるようにすればいいと思ったわけです。
あとは今回EXAで自分の持っているトークンを特定の地理座標に埋めることができるようにしようと思っています。例えば誰かがが夕張市を復興させたいと思うのであれば、夕張市に5億円分くらい埋め込むことができる。政治家に寄付するとか、団体に寄付するのではなく、埋めとけばいいだけです。
ワンピースで海賊王が財宝を埋めたみたいに(笑)。
そうするとトークンを埋めたエリアの発掘確率とマイニングできるトークンの量が異常に上がるので、ゴールドラッシュと同じように、みんなが押しかけることになる。
タイムバンクは時間だけど、EXAはそれよりもっと物理的に人を動かす仕組みなのです。座標軸で現実と仮想が紐付いているので、現実に人が動いちゃう。
これがうまくいけば、ふるさと納税とか行政がいらなくなるかもしれないです。
あともちろん行政がEXAトークンを買って、埋めておくこともできる。行政の地域活性化のための政策は、「埋めときました」でよくなるかもしれないです。
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