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保険を知るための小さな鍵:個人賠償責任保険

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ブログは常に「面白い・つまらない」という評価に晒され続けていると言っても過言ではないが、一方で「役に立つ・立たない」という評価軸も馬鹿にできない。

役に立つ情報や考え方をコンスタントに提示しているブログは、何も面白いことが書いていなくても大勢の人から注目され、メチャクチャ高く評価されるのだ。

「馬鹿にできない」どころか正直な話、横目で見ていて涙ぐむくらい羨ましい。

 そこでこのブログでも、今後は仕事(保険)関係で読者の役に立ちそうな話題を少しずつ取り上げてみたい。

タイトルは、
「保険というモヤモヤした霧のようなもの」
「保険というモヤモヤした霧を晴らすための100の視点」
という候補があったのだが、如何せん長すぎるので、とりあえず「保険を知るための小さな鍵」としておく。

 

さて、いきなりの第一回目は「個人賠償責任保険」である。

今これを読んでいるあなたは、

 

問1:「個人賠償責任保険」とはどのような保険か

問2:あなたは「個人賠償責任保険」に入っているか否か

 

について、即答できるだろうか。

おそらく、普段から「自動車保険」「火災保険」「地震保険」「傷害保険」「医療保険」「がん保険」などについてよく考えている人であっても、漢字ばかりであまり見慣れないし、聞き慣れない保険だなという印象を持ったのではないだろうか。

 

「個人賠償責任保険」というのは、簡単に内容を言うと、
「他人に怪我をさせてしまった場合や、他人の物を壊してしまった場合に支払われる保険」
である。

 

この保険は月々の保険料が百数十円程度の保険なので、単独でこれだけの契約をするケースはない。

大抵の場合は、火災保険とセットになっているので、問2で「わからない」「入っていない」と考えた人も、よく調べてみたら実は入っていた、という可能性が高い。

また補償金額も、少なくて数百万~多くて一億、無制限と設定されていることもあるので、たとえば、

 

 

ケース1:あなたのお子さんが同級生と喧嘩をして、大怪我を負わせたために数千万円請求された

 

ケース2:あなたが自転車でお年寄りにぶつかったところ、大怪我を負わせてしまい数千万円請求された

 

 

といった場合に、数千万円の保険金がこの保険から支払われて大助かり、ということも考えられる。

もし、自分自身がこの保険に入っているということに気づいておらず、自腹で相手の治療費、慰謝料、その他を支払うとしたらかなり大きな出費になるので、ぜひこの機会にチェックしておくべきである。

また一般に、「ゴルフ保険」「自転車保険」といった名称で売られている保険の中には、やはり個人賠償責任保険が含まれているケースが多い。

ひとことで「自転車保険」「ゴルフ保険」と言った場合、その内訳は、

 

 

自分自身の怪我の保険(傷害保険)

自分の自転車の本体・修理費用の保険(車両保険)
ゴルフ用品を盗まれた場合などの保険(盗難保険)

他人に怪我をさせてしまったり、物を壊してしまった場合の保険(個人賠償責任保険)

 

 

以上のうち二つか三つの保険がセットになっているのである。

この場合の個人賠償責任保険は「ただし、自転車の運転中に限る」としている可能性もあるし「日常生活全般において」という範囲の場合も多いので、やはりこれも確かめておくべきである。

 

対象範囲が「家族」であれば、やや認知症ぎみのお年寄りが不幸な事故を起こしてしまった場合でも、この保険から支払われる可能性はあるので、知っておいて損はない。

また仮に、個人賠償責任保険から数千万円が支払われた場合でも、翌年の保険料が上がるということはない。だから「請求できる場合は必ずするべき保険」としても覚えておいた方がいい。

 

もし、心配だから「個人賠償責任保険」に入っておきたいという人がいたら、まずは現在入っている「火災保険」を確認するか、それがない人は「自動車保険」「傷害保険」に付け足す形を考えた方がよい。

とにかく、どこの保険会社の自動車保険が安い、という広告に右往左往している暇があったら、

まず第一に、自分が加入している保険の補償内容をよく知ることをお勧めする。