書くことあり日記:スナップえんどうの終焉 ~そして未来へ~

 

 

「スナップえんどうの終焉」とはまた大げさなタイトルだが「終焉」などという言葉はつね日頃ほとんど使わないので、いい機会だからと思って書いてみただけである。

ついでに勢いで「~そして未来へ~」も付け足してみた。

とにかくスナップえんどうはもう枯れてきたので、残りの実を収穫して今年の分はもうお終いである。お終いというより「お仕舞い」と書いた方がピッタリであるような終り方であった。

ニューカマーとして菜園にデビューするのは、一株百円のピーマンの苗である。

農協出身で、売っている時点でもう実が成っているという早熟のルーキーだ!

しかも驚いたことに、売っている苗の中にはカメムシが吸い付いているものすらあった。

このピーマンにつくカメムシというのは、気味が悪いほど大量に発生する割にはさほどの害がないという変な存在で、二年前に初めてピーマンを育てた時には驚いた。

「我が家のピーマンはカメムシだらけで、メガロポリス状態です」

などというブログを見つけて、恐怖に震えたものである。

しかし昨年は同じようにピーマンを育てても一匹もつかなかったし、何だかよく分からない存在である。確か駆除するには酢と牛乳を混ぜたものを噴霧するとか、そんなことを読んだ記憶もある。

空いたスペースにはまた大根の種を蒔こうかと思っている。今の大根が素直にすらっと伸びて、いい形で味もよいので、もともと高かった好感度がますます急上昇している。

 

 

生で食べてもおろしても良し、ぬか漬けの大根および葉も良し、味噌汁にしてもサラダにしても良しで、非の打ち所がない。

もはや野菜という枠を越えて、十二支の一つに加えてもよいと思っているくらいである。子、丑、寅、卯、辰、大根、と並べて何の違和感もない。

大根の近くに「いいね!」ボタンがあったら毎日でも押すし、はてなスターは十個くらい付けるであろう。それほど家庭菜園における大根は素晴らしい。


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