自分自身対談:タイトルが同じままで続くシリーズ物を斬る!

 

 

自分:最近、タイトルが同じままで続くシリーズ物が多い気がするなあ……。

自身:えっ!お前もそう思ってたのか?

自分:いきなり驚くなよ、自分と自身なんだから当たり前だろ?

自身:それもそうだな、意見が揃って当たり前という訳か。

自分:とにかく、昔だったら「花咲舞が黙ってない」の次は「花咲舞が黙ってない2」とかさ。

自身:「新・花咲舞が黙ってない」とかな。

 

 

自分:「急に花咲舞が黙ってしまいました」とか。

自身:「そろそろ半沢直樹の続編やってあげなさいよ堺雅人!あたしが黙ってないわよ!」とか?

自分:そういう文句を言わせる話じゃねえだろ!いきなり花咲舞に余計なこと言わせてんじゃねえよ!

自身:お前こそ勝手に「黙ってしまいました」って、なに黙らせてんだよ!黙ってたら話が五分で終るだろうがよ!

自分:まあとにかく、前と同じタイトルで「第一シリーズ」「第二シリーズ」っていう数え方になってるからな。

自身:その程度ならまあ普通だけどな。

自分:普通じゃないレベルの例というと?

自身:ずばり、「HERO」だ!!

 

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自分:うーん、よく分からない。

自身:とにかく全部が「HERO」で、この中には映画版やドラマSPも含まれてんだぜ。

自分:ここまで不親切なタイトルも珍しいよな。

自身:一体、いつからこのような世の中になってしまったんだろう?

自分:そういえば「ゴジラ」シリーズが復活した時は、何の捻りもなく「ゴジラ」だったな。

 

 

自身:やっぱり基本的には「男はつらいよ ○○で××がどうたら」「スター・ウォーズ 何とかのかんとか」みたいなサブタイトルがあるべきだよ。

自分:いや、「あるべき」は言い過ぎだよ。

自身:言い過ぎかなあ?

自分:よく考えたら、無くてもいいケースだってあるぞ。

自身:たとえば?

自分:何年も定点観測してるけど、小学館の学習雑誌はずっと「小学一年生」のままじゃないか!

 

小学一年生 2015年 08 月号 [雑誌]

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自身:当たり前だろ!雑誌はいつまで経っても同じタイトルで充分だろ!「シーズン2」だの副題だの言い出したら逆にわからねえよ!

自分:同じタイトルなのに「小学一年生」は一年経つと、ガラッと読者が入れ替わってるってところが凄いじゃないか!総入れ替えだぞ?

自身:学年が一個あがって、皆が「小学二年生」に移っただけだろ?

自分:街で言ったら、一夜にして住民が全員入れ替わってるってことだぞ?

自身:何で「盗まれた街」風に持っていってるんだよ!(ハッ)お前、まさか……!

 

盗まれた街 (ハヤカワ文庫SF フ 2-2)

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自分:俺までが「小学一年生」を買うのをやめたら、本当に全員が入れ替わってしまうー!

自身:お前、未だに買い続けてたのかよ!

自分:まっ、まさかそんな訳ないでしょ~。あんなガキっぽい雑誌なんか、特に8月号ふろくのジバニャン水でっぽうなんか、きょっ、きょ興味ないしね~。

自身:定点観測し過ぎてるよ!

自分:まあ、ちょっとしたジョークを言ってみたまでだよ。

自身:「ちょっとした」割には長いわ!

自分:それはともかく、受け手にとっては「一年生」「二年生」っていう名称の方が、「シーズン1」「シーズン2」よりずっと分かりやすいじゃないか。

自身:そう言われてみれば……。

 

花咲舞が黙ってない DVD-BOX

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自分:初心者は「HERO 一年生」から始まって、順番に見ていけばいいんだからさ。「花咲舞は今年で二年生か~、アイツも成長したよな」とか言ったりして。

自身:いや、でもやっぱりそれは子供じみてるよな。

自分:何だとコラー!!

自身:そんなに怒るなよ。

自分:ジバニャン水でっぽうで撃つぞ!!

自身:結局それかよ!もう自分に愛想が尽きたわ!!

 

【完】


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