無季自由律俳句 その1

 

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前々から、機会があれば無季自由律の俳句も詠んでみたいと思っていた。

また「咳をしても一人」などという程度なら、誰でもすぐできるのではないかと内心で少々見くびってもいた。

 

尾崎放哉全句集 (ちくま文庫)

尾崎放哉全句集 (ちくま文庫)

 

 

そんなある日、と言ってもつい二、三日前にふと、はてなハイクを見ると「自由律俳句」というお題があったので、早速やってみた。

 

 自由律俳句 - はてなハイク

 

という訳で、今回はど素人の私が詠んだ無季自由律俳句の世界に皆さんをご招待しよう。意味がわからない人もいると思うので【解説】つきである。

 

 

 

いいことも少しあり熱帯夜

 

【解説】暑苦しい夜に偶然、何かいいものでも目に入ったのであろうか。やや含みのある、色気のある作品と言いたいところだが、「いいことも少しありけり熱帯夜」とでもすればすぐ五七五のノーマルな句になるので、俳句のリズムから脱し切れていない。

 

 

パピコ、最後の一滴

 

【解説】パピコを食べていると、最後の一滴の価値が急に高まるような気がする。「、」を付けるかどうかで迷ったが、どの道「パピコ」などという俗っぽい固有名詞を使っているので、入れようが入れまいが同じか。

 

 

土の黒さはみみずの怨み

 

【解説】土に栄養をもたらしているのは、みみずの怨念かもしれない。語順を変えて「みみずの怨みで土黒ずむ」とでもした方がよいようにも思う。

 

 

赤組のくせに、あおい輝彦

 

【解説】赤組と白組の戦いのさなか、「あおい」という名前で紛らわしい。

 

 

明美は誰から逃れたいのか

 

【解説】ダレノガレ明美というタレントは、2015年の現在はまだタレント生命ありであるが、数年後にはどうなることか判断しがたい存在なので、今のうちに詠んでおく。

 

 

キーマカレーだと思えば思える

 

【解説】キーマカレーは水気が少ないので、普通のカレーの残りを少し煮込めばそれ風になってくるものである。

 

 

夏が今ターンした

 

【解説】8月の前半は暑さがピークになり、行事も半分くらいは終り、そろそろ後半戦にさしかかる。

 

 

フィーチャーもフューチャーも同じでいいよ

 

【解説】間違えて使っている人も鬱陶しいが、それを注意する人も鬱陶しいので、もう同じでいい。

 

 

宇宙のくせに生意気だ

 

【解説】宇宙を見下ろすかのような、傲慢さ全開の上から目線である。スケールが大きすぎて、神の視点のようになってしまった。

 


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