書くことあり日記:いつも"さん"がつく人

 

 

 先日、このブログで、

「池上さんがいつも“さん”づけなのは細野さんに匹敵するな」

書くことあり日記:本もらいました - 何かのヒント

と書いたが、「細野さん」「池上さん」以外にもう一人、子供の頃から“さん”づけで呼んでいる有名人を思い出した。

それはジャイアント馬場で、なぜかプロレス中継の放送席に「ゲスト」という立場で座っていることが多かったように思う。

ジャンボ鶴田や天竜は、乱闘以外では放送席には一切来ないというのに、なぜかジャイアント馬場はよくいたのである。

 

1964年のジャイアント馬場

1964年のジャイアント馬場

 

 

そしてアナウンサーが「どうでしょう、馬場さん?その辺の今日の見所は?」と水を向けると「そうれふねー。へんたいてきに、このへんひゅわ、ちょうしないいれふからふぇー(訳:そうですねー。全体的に、この選手は、調子がいいですからねー)」といったコメントを述べるのであった。

アナウンサーは、戦っているプロレスラーをいつも呼び捨てにするので、鶴田は鶴田、天龍は天龍としか呼ばない。子供はその言い方を真似るものなので、さん付けで呼ばれる回数の多いジャイアント馬場は、いつの間にか馬場ではなく馬場さんと呼ぶようになってしまうのであった。

たまに来る親戚の叔母さんなどは、私がジャイアント馬場のことを「馬場さん」と呼ぶのが可笑しくてたまらないといってゲラゲラ笑っていた。

 

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