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何でも日記:驚愕!この手のタイトル

何でも日記 読書
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ひと口にタイトルと言っても短いものや長いもの、その他にも色々なスタイルがある。

中でも微妙に愛着を感じるのは、

「二字熟語」+プラス「!」(または「!!」)

が最初に来る形のタイトルである。

細かく説明するより、例を挙げてみた方が早いだろう。

 

「撃滅!宇宙海賊の罠」

 

撃滅!宇宙海賊の罠 クラッシャージョウ・シリーズ

撃滅!宇宙海賊の罠 クラッシャージョウ・シリーズ

 

 

 

「恐怖!機動ビグ・ザム」 

 

第36話 恐怖! 機動ビグ・ザム

第36話 恐怖! 機動ビグ・ザム

 

 

 

侵略!イカ娘

 

 

 

「発光!深夜族」

 

発光!深夜族

発光!深夜族

 

 

 

「激戦!横歩取り

 

羽生の頭脳〈9〉激戦!横歩取り

羽生の頭脳〈9〉激戦!横歩取り

 

 

 

「熱笑!!花沢高校」

 

熱笑!! 花沢高校 (1)

熱笑!! 花沢高校 (1)

 

 

 

「臨死!!江古田ちゃん」

 

 
などである。

上記の作品がどのような内容で、ジャンルは何で、いつ頃の誰の作品であるか、その全てを余すところなく説明できる人がいたとしたら、もう少し真面目に人生を考えてみた方がいい。三つくらいはどこかで見たような気がする、という人は正常で、一つくらいしかわからない、というレベルの人が普通ではないだろうか。

それはともかく、この種のタイトルは今でもある所には多少あるし、ない所にはまるでない。例えば映画の世界では、今年封切りの映画でこの種のタイトルはおそらく絶無だろう。明治や大正期の文学作品にもないと思われる。

時代で言うと昭和四十~五十年代辺りに始まって、やがてゆっくりと衰退したと言えそうである。昭和六十年代から平成以降は、どこかパロディ風の匂いを漂わせながら使用されるのが常となっている。

21世紀の今となってはどこかダサい、間の抜けた、B級志向の、レトロでチープな味わいを発してしまっていて、まともな人がまともな作品には余りつけないでいるのがこの種のタイトルである。

ということはいま現在、その反対でカッコいいと思われているもの、あるいは古典的名作の地位が確定しているもの、真面目なもののタイトルをこの形式に当て嵌めてみれば案外楽しいかもしれない。

早速、古典的名作でやってみよう。

 


細雪」→「妖艶!浪花のお色気四姉妹」

 

細雪 (中公文庫)

細雪 (中公文庫)

 

 

 

「異邦人」→「射殺!太陽ギラギラ殺人事件」

 

異邦人 (新潮文庫)

異邦人 (新潮文庫)

 

 

 

「坊ちゃん」→「勃発!教師と生徒の大・戦・争」

 

坊っちゃん (新潮文庫)

坊っちゃん (新潮文庫)

 

 

 

「文体練習」→「変奏!バスの中で見たあいつ」

 

文体練習 (レーモン・クノー・コレクション 7)

文体練習 (レーモン・クノー・コレクション 7)

 

 

 

 

そして誰もいなくなった」→「減少!孤島の殺人わらべ唄」

 

そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

 

 


どれもこれも二時間ドラマ風になってしまった。

これを読んでいる皆さんも、好きな小説や映画のタイトルをこの形式に書き直してみれば、費用のかからない暇つぶしになるだろう。

 

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