何でも日記:夢日記

 

 

ブログチャレンジ(中級)で、「夢日記を投稿する」という課題があった。

しかし私は最近、あまり夢を見ない。

眠たくなるまでずっと本を読んでいるし、最近は眼鏡をかけたまま、電灯を点けたままで気絶するような形で寝てしまう。その後、夜中にふと目を覚まして電気を消して、そのまま朝まで眠るというケースが多い。

それで朝の6時か7時くらいに目を覚ます。

この間に、夢を見ている暇がないという感覚である。

「寝た」と思ったらもう起床時間であるから、いわば寝るという行為に忙殺されているのである。

 

 

これでは夢日記の書きようがないので、また以前書いた日記を「夢」で検索して調べてみた。

「夢の旧作」というのも変な話だが、新作が上映されないので旧作を二本立てで鑑賞してみたい。2007年と2008年の夢である。

 

 

久々にを見た。

大きな旅館で迷子になって、うろうろしているうちに泥棒夫婦を捕まえて警察に誉められるという、大変分かりやすいヒーロー願望の

しかも泥棒夫婦がいつもお世話になっているお客さんだった。

私はその夫婦に何も恨みを持っていないし、嫌いな方ではないどころかむしろ好感を持っている。

それなのにの中では泥棒扱いしているのだ。

自分自身の心の闇を垣間見るようなであった。

 

 

お客様に対して、表には出せないが「この人は苦手だな」とか「本当に性格が悪い人だな」とか「育ちが悪いな」とか、そういった感想を持つことはなくもない。

しかし、それにしてもいきなり泥棒扱いとは我ながらひどい。

大抵はストレートに、嫌な人物は嫌、好きな人物は好き、という夢を見るので、この夢は自分としてはひねりが多少ある方かもしれない。

 

 

 

昨日見た

同僚とタクシーに乗っていて、車ごと崖から海へ転落する。

しかし地面までの距離が物凄く長いので、

「一応、準備しておこう」

とシートベルトを締めたり毛布を被ったりする。

やがて車が海からボヨヨン、と跳ねてうまく着地する。

地面に激突してバラバラになるかと思ったら無事で、

「かすり傷一つないとはこのことか」

と妙に納得する。

同僚は「海水がクッションになった」と感心しているが、自分は内心で「そんな訳ねえだろ…」と思っている。

 

 

高いビルから落ちて死ぬイメージは、割と誰でも頭に思い浮かべることができそうに思う。私も事故の現場写真などから想像できる。

しかし、高い崖から海へ転落した場合、車が海に入る瞬間あたりまでは生きていて、その後は泳いで出れば助かるのでは、という気がずっと前からしている。アクション映画でも大抵は、崖から転がり落ちてひっくり返った車から這い出て助かる人物がいるではないか。

「海水がクッションになった」というのはアホらしい発言だが、強ち間違いとも言い切れないような、変なリアリティがある。


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