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「ジョジョの奇妙な冒険」との出会いについて語るッ!

お題 読書 内容にほとんど触れない漫画評
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お題「「ジョジョの奇妙な冒険」との出会いについて語るッ!」

このお題↑は自分が作成したものである。

今後これに続く人に増えてほしいので、少しでもジョジョ好きの方はぜひ書いてみていただきたい。

で、自分自身はどうなのかというと、最近やっと第三部を読み終えて、ようやくその面白さを理解できたといったところである。

ここに到るまでの前史をざっと書いてみると、そもそも「はてなブログ」でオッサン呼ばわりされている層(三十代後半くらい)よりも、私はさらに上の世代なので「ジョジョ」どころか「魔少年ビーティー」や「バオー来訪者」をリアルタイムで読んでいたという話から始めなければならない。

 

魔少年ビーティー (少年ジャンプコミックス)

魔少年ビーティー (少年ジャンプコミックス)

 

 

「ビーティー」は連載がすぐに終ってしまった、よくある打ち切り漫画の一つだという認識しかなかった。それに絵柄が高橋葉介を思わせるので、どうもそれ以降、頭の中で混じってしまっていたのであった。

特に「仮面少年」はタイトルも表紙の雰囲気も含めてよく似ている。

 

仮面少年 (サンコミックス)

仮面少年 (サンコミックス)

 

 

バオー来訪者」の方もほぼ同様で、どこかしら長続きしない漫画に特有のオーラが漂っているようにしか感じられなかった。

 

バオー来訪者 1 (ジャンプコミックス)

バオー来訪者 1 (ジャンプコミックス)

 

 

ところが、後に県内有数の進学校に通うことになる秀才のM君がやけにこの漫画に入れ込んでおり、「何とかアームド・フェノメノン!」と廊下で叫んでいたのが印象に残っている。

M君は後に漫画研究部の部長になるほどの漫画好きだったので、今にして思えばかなりの慧眼であった。

その後、いよいよジャンプで「ジョジョ」が始まることになるのだが、調べてみると87年の1・2号からの連載となっている。

その頃、すでに私はジャンプを買わなくなっていたし、86~87年というとSFマガジンを買って読んでいたくらい(サイバーパンク勢やそれ以外も含めて海外SFの当たり年で、筒井康隆も読んでいた)なので、この時点では全く接点がない。

 

ジョジョの奇妙な冒険 全63巻完結セット (ジャンプ・コミックス)
 

 

その後、大晦日の床屋でやけに待たされた時にジョジョの1部と2部を読んだ記憶がある。しかし、内容はほとんど覚えていないし、続きを読みたいという気にもならなかった。

そのまたその後になると、今度はネットのAAでよく「ありのまま今起こったことを話すぜ」や、アイコンをジョジョ風の絵にしている人を見かけるようになったが、それらはさほど面白くもないし、アメトーークの「ジョジョの奇妙な芸人」の回もピンと来なかった。

しかしそれでも凄い人気ぶりで評価も高いとあって、次第に気にはなってきたので番外編的な「岸辺露伴~」を読んでみた。

 

hint.hateblo.jp

 

これでやっと、その面白さの片鱗を少々理解できたという気にはなった。

もともと自分は異能バトル的な話は好きなので「ワンピース」や山田風太郎忍法帖の如く、話が長ければ長いほど、敵が強ければ強いほど面白くなる的な大乱戦を期待して第三部を読むことにした。

 

nd.hateblo.jp

 

読み始めてみると、高橋葉介どころか絵が宮下あきら原哲夫という野暮ったさだったのでビックリであった。話も大皿に駄菓子が山盛りになっているような、安っぽいのかゴージャスなのかよく分からない、B級ホラードラマの超大作という趣である。

しかし、旅をするルートが日本→インド→エジプト、というコースを辿るのが意外だったし、何よりも敵がそれぞれ強くて能力的にも手加減なしで、意地悪な大人の目で読んでもスリルと意外性があり、次第に面白さが増してきた。

 

 

意識を失った夢の世界にだけいる敵とか、心を読む能力があるとか、姿が見えないとか、未来が必ず予測できるとか、普通のエンタメならラスボス的なレベルの能力を持つ連中が惜しげもなくウジャウジャ出てきて、実に堪能した。

という訳でやっと第三部を読み終えて、ここでようやく世間の誉めそやす「ジョジョの奇妙な冒険」の面白さに追いついたように思う。

それなら今までは何だったのかというと、まだ出会っていない段階の長い助走というか何というか、とにかくゼロ未満の状態だったとでも言うしかない状態であったと今は思う。


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