2016上半期

 

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今週のお題「2016上半期」

 

このブログの上半期は136回も更新している。そのうち36回ほどは「ヒントくん」という四コマ漫画である。これは全く予想外の展開で、下半期はこれに匹敵するサプライズがあるのかどうか、我ながら自信がない。

しかし読者を毎回ビックリさせようとか、驚くような展開があればあるほど良いと思っている訳でもないので、まあ下半期も同じような調子で書いたり書かなかったりするようにしたい。

 

ところで先日、読書について書いたら、自分で自分に引きずられるようにしてその後もまたあれこれと読書について考えてしまった。

思うに「本を読む」という状態をずっと続けている人間にとっては、読書という行為が本筋で、たまに本筋から離れて休憩するのもまた読書になって、それがループしているような面がある。

たとえば、以下のような流れである。

 

 

比較的難しい本

休憩としてのエッセー

深刻で重々しい犯罪を重厚な筆致で描いたミステリ

お茶目な主婦が日常の謎を解くコージーなミステリ

ビジネス関連の変な翻訳で読みにくい経済書

古典的名作SFの読みやすい新訳

ほぼ意味不明で難解なだけの漫画

明解な言葉で書かれた漫画批評

 

 

つまり、難しい→簡単、読みにくい→読みやすい、重い→軽い、非日常→日常、のように、前に読んだ本とどこかしら逆の傾向を含むような本を読むようにすれば、常に新鮮な読書生活を送ることが可能になるのである。

ところが、それを傍から見ている人にとっては、

「あの人はいつも本を読んでいてすごい、勉強家だ、知識欲の塊だ、教養豊かだ、勤勉だ、何でも知っている人だ」

となるのではないだろうか。

本好きにとっては「違う本を読む」ということは、違う部屋で違う作業をやっているのも同然なのだが、周囲には同じことを忍耐強く、延々と繰り返しているようにしか見えないらしい。

 

とは言っても上半期全体を通じて、全く大した本は読んでいないことに気づいて愕然となるほど無計画で、無目的で、いい加減な読書生活を送っているので、せめて罪ほろぼしに有益で面白い本を二冊ほどご紹介してみたい。

 

一冊目は「筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法」。

ツイッターで前々から読んでいたので、書籍化されてもわざわざ買って読む必要はないと思っていたのだが、結局は購入して読んだ。

 

筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法

筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法

  

humour.hateblo.jp

 

冗談のようだが、宗教や教育や自己啓発書が「やろう」と思っていて全く表面的にしかできていないこと(例えば、弱っている人を精神的に支えるとか、悩みを解決するとか、人間的に成長させるとか、目標を達成させるための力をつけるとか)を筋トレは見事に成し遂げてしまうのである。

ブログもほとんど愚痴や文句しか書かない(というか書けない)人がいるが、そういう人すべてにお勧めしたい良書である。

 

二冊目は「国マニア」で、これは淡々と世界各地の奇妙な国について解説しただけの本である。

 

国マニア 世界の珍国、奇妙な地域へ! (ちくま文庫)

国マニア 世界の珍国、奇妙な地域へ! (ちくま文庫)

 

 

事実そのものがそれだけで余りにも面白いので、文章やエピソードや構成で味付けをする必要が全くないという珍しい本だった。

美人は化粧をしなくても美人だとすぐ分かるように、大げさに言われなくても奇妙さが充分すぎるほど伝わってくる。ノンフィクションだが、普段ファンタジーを好む人にこそお勧めしたい。

 

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