いつも行くツタヤに「実用」とか「健康」みたいなコーナーがあるので、見ているうちにやりたくなって借りてみた。
美人というほどでもなく、その反対というほどでもない微妙なヨガの先生が色々なポーズをしてくれるので、こちらは同じペースで同じように見ながら真似をする。
「どうせ、たまにしかやらないんだから」
という心理が働くので、ナレーションが「息を吐いて無理をせず、ゆっくり伸ばしましょう」という時でも、無視して思いっきり力任せにあちこちを伸ばしたり曲げたりひねったりする。
「伸ばさないと損!」
「曲げなきゃ損!」
「ひねらなきゃ損!」
という心がけの結果どうなったかというと、全身の筋という筋が内側からみな痛い。体が内側からヒリヒリする。どんなポーズをしていても痛い。大して運動していなくてもこの痛さ、「筋肉をまったく使っていないのに筋肉痛」みたいな痛さである。そういう訳で、このDVDを通じて新しい種類の痛さを知った。