「私はなぜブログを続けているのか」?
なぜなのか、深く考えている訳ではない。
その時その時の興味関心が少しずつ変わるので、その移り変わりを記録しておきたいというのが一番の理由と言えるかもしれない。
読んだ本や観た映画の感想などは十年前と現在とでは好みがまったく異なっていたり、そっくり同じで何の進歩もなかったり、すっかり内容を忘れていたりで、読み返すと面白いのである。滅多にない種類の面白さを自分自身の日記は持っている、だからブログを書いていると言えば大体の理由としては間違っていない。
ところで以前はやたらと「今月は幾ら儲かった」という「ご報告」が目立ったものだが、さんざん叩かれたせいか、さほど目立たないようになってしまった。
目立たないといえば、以前は人気のあった「はてなブログ内の有名人」風の人たちもいつの間にかどこかへ去ってしまったのか、書くのをやめてしまったのか、まだ続いているけれども目に付かないだけなのか、よく分からないが整理整頓されたように感じられる。そうした移り変わりもまた味わい深く、大げさに言うなら諸行無常の響きがある。
自分はブログをいつまで続けたいという明確な目標がないし、書きたいことがあればいつでも書く。特になければいつまでも何も書かないでいて、無意味なことでも書きたければ唐突に書く、という程度のフワフワした自然体でいたいものだ。