久々に観たぜ!
と思っていたら昨年の秋にも観ていたことが判明した。これが最も意外で、本当に思い出せない。
書いてある感想を読むと「確かにこういうことを考えたなあ」とは思うのだが……。
で今回は何を思ったかというと、真壁六郎太(三船敏郎)以外は、主要人物全員が「成長してるね (*^o^*)!」ということである。
雪姫は最後の方で「楽しかったのじゃ!」云々という台詞があるし、百姓コンビはラストでこれ見よがしに(というのも変だが、意図がよく見えるくらい)成長している(翌日にはまたケンカしていそうだが)。
「裏切りご免!」のあの人も、人買いに売られたあの子も、皆それぞれ成長している。真壁六郎太は成長していないというより、最初から完成された人格として出てきて、完成したまま去る役柄であるからよい。
あと何かにつけて本作はSWの話になるが、捕虜になった農民が階段を雪崩のように駆け下りて、人数が多すぎて鉄砲が効かない場面は「ワールド・ウォーZ」を思わせる。