1.阿刀田高は死んでいる。
えっ、そうなんだ!!
と思って、帰宅して調べてみたが……ご健在ですよ!!
おいおい!!
2.阿刀田高は日本で五本の指に入る作家だ。
それはちょっと……、腕が五本あっても入らなそうですかね……。ダールを読んだ方がいいでしょう。
3.「細雪」を書いたのは川端康成だ。
それもちょっと……、川端康成はああいう小説を書こうと思っても書けないし、と言うか、そもそも「書こう!」って思わないですよね。
4.筒井康隆の七瀬シリーズと「エスパイ」は見事な作品です。
うーん、惜しい!
いや、
「かすった」
くらいの感じでしょうか。
私が国語の先生だったら、この発言に対して部分点くらいはあげてもいいかもしれない。
七瀬シリーズは確かに筒井康隆ですけど、「エスパイ」は小松左京なのでした。
昔はテレビでもやってましたよね。
それにしても、たった一時間半の読書会ですが、なかなか文学史的に面白い発言が多くて、ちょっと自分の頭では思いつきません。