2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

一文日記:考え方次第

屋外でも室内でも喫茶店でも映画館でも帽子をずっと被ったままの人がいますけど、そういう人に面と向かって「帽子を取れよ」とは言いにくいので「あの人は精一杯、禿げを隠して生きている、そういう気の毒な人なんだぞ。お前だけはそういう心理を分かってや…

一文日記:「凍」を読む

タイトルの通り、足の親指が凍って真っ白になるような寒さの中を、夫婦で山登りするという内容のノンフィクションですが、読んでいて興奮したせいか体がポカポカしてきて、「ガリガリ君(みかん味)」を食べながら読むという背徳的な読み方をしてしまいまし…

一文日記:子供と大人は同じ説

「ポイントが貯まるから」という理由で特定の店に行ったり、特定のカードを使ったりする大人は多いですけど、よく考えるとそれは「小銭をあげるよ」と言われて知らないおじさんに誘拐されてしまう子供と大差ないように思えますね。 誘拐 (ちくま文庫) 作者: …

一文日記:ものぐさ太郎の日記

俳句は短すぎて書きにくいし、短歌は真面目っぽいので苦手だし、ツイッターの140文字という制限にも馴染めない私にとって「一文日記」というサイズはやけにピッタリ合っているようで、かれこれ一ヶ月も続いています。 ものぐさ太郎 (日本の物語絵本) 作者: …

一文日記:トゥドゥラさん一家

犬の散歩をしていたら「廿楽」という表札の上に「TUDURA」とローマ字で書いてあったので、私の頭の中では「トゥドゥラ」という、ナウシカに出てくるヒドラみたいな感じのモンスター家族が棲息している家であると認定されました。 ヒドラ――怪物?植物?動物!…

一文日記:「シャーロック」のワトソン役の人

いま「シャーロック」のシーズン3を観ていて、めちゃくちゃ質が高くて面白いのですが、ワトソン役の人は頭に金の輪っかを嵌めてみると孫悟空にそっくりになるんじゃないかと思いますよ。 SHERLOCK/シャーロック シーズン3 Blu-ray BOX 出版社/メーカー: KAD…

一文日記:記憶にございません

一文日記の種になるかと思って十年前の日記を読み返してみたら、スカーレット・ヨハンソンのアルバムと、バーニー・ケッセルの「お熱いのがお好き」を聴いていたらしいのですが、全く記憶にない上に、そのCDも自宅のどこにも見あたらないです。 www.youtube.…

一文日記:思い出の「エア新書」

「エア新書」という、架空の新書のタイトルだけを考えるサービスが以前あって、 「表紙に『マンガ』と描かれた漫画内マンガの歴史」 「漢字全廃論 —漢字よ、さようなら—」 「最強!歩歩歩囲い ー羽生にも勝てるー」 「謎の戦法 朧(おぼろ)飛車 —歴史の闇か…

一文日記:これは許す

「残ぎゃく」「ら致」といった漢字ひらがな混じり表記を嫌がる人は多いようですが、「はっ酵乳」は何となく可愛いので許してあげて下さい。 残虐行為展覧会 作者: J・G・バラード,法水金太郎 出版社/メーカー: 工作舎 発売日: 1995/08 メディア: 単行本 クリ…

一文日記:理不尽な命令

これからは誰かから理不尽な命令を受けた時には「鬼!悪魔!日大アメフト部の監督~!」と叫んでみたいです。 アメリカンフットボール 最強の戦術論 ~試合運びから観戦のコツまで徹底図解~ (コツがわかる本!) 作者: 藤田智 出版社/メーカー: メイツ出版 発売…

一文日記:四十年

将棋は「指す」もの、囲碁は「打つ」ものとされていますが、将棋では持っている駒を盤上に置く場合に「打つ」というので「将棋を打つ」という誤用が多いんだなと四十年もかかって気づいてしまいました。 将棋 あなたの一手、プロならこう指す! 作者: 高橋道…

一文日記:写真しか見ていない

「ことばは第二のあなたです。」というコピーの良し悪しはともかくとして、この女の子が一日に何回も表示されてしまい、また何回見てもラブレターを書きたくなるほど感じのよい方なのですが、どうしてもコピーライター養成講座に今から通うのは無理なんです…

一文日記:顔なじみの攻防

顔なじみの店員から「いつも有難うございます」と言われるのは嫌だ、という人が多いそうですが、私の場合は図書館の人から「珍しく返却期間内に返していただいて有難うございます」と嫌味な感じで言われやしないかと、ヒヤヒヤしています。 日本の最も美しい…

ツイッターで拾った「かぐや姫の物語」豆知識

本作はお爺さんの声が地井武男から三宅裕司に代っていると後から知ったので、そのあたりを耳で確認してみたい気が満々である。

一文日記:外国のビールのお勧めはこれだ!

酒の話となると目の色が変わる友人にうっかり「最近、外国のビールをよく飲んでるよ」と言ったら、即座に「シメイの白」と「トラクエアハウスエール」を飲め!と命令に近い脅迫を受けたので、このブログの読者にもついでにお勧めしておきます。 シメイ トラ…

一文日記:あだ名を禁じる小学校

私が今どきの小学生だったら、誰に対しても勝手に「アレクサ、電気つけて」「アレクサ、宿題やっといて」「アレクサ、焼きそばパンを買ってこい」「アレクサ、あいつにあだ名を考えて」なんて言ったりしてそうですよ。 headlines.yahoo.co.jp Amazon Echo (N…

一文日記:よくわからない遺言

「俺は死ぬまで、ハートのマークを描き続けたいぜ……」みたいな、ちょっと意味のわからないような言葉を言い残して死ぬのが理想です。 俺は死ぬまで映画を観るぞ 作者: 四方田犬彦 出版社/メーカー: 現代思潮新社 発売日: 2010/07/21 メディア: 単行本 クリッ…

一文日記:マイナスかけるマイナスはプラス

「犯人はアニメが大好きです」っていう報道をしたい時には、間違えて麻生太郎の画像を出してしまえばいいのにといつも思いますね。 太郎さんの秘密 明解「麻生太郎」の基礎知識 作者: 新川典弘 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2008/10/10 メディア: 単行本…

一文日記:1000回記念の一文日記

今回がこのブログの1000回目の記事なんですけど、たったの一文では1000回目っぽさを出しにくいので音楽をつけて、あとは本の表紙と対話しているようなムードで誤魔化してみました。 www.youtube.com Live Alone アーティスト: 塚本功 出版社/メーカー: スザ…

一文日記:スーパーの店員に質問ゲーム

スーパーの店員に「◎◎はどこにありますか?」っていう、売っている商品のある場所に関する質問だけをして、最も店員を迷わせて長い距離を案内させた人が勝ち、っていうゲームを考案したんですけど、一文ではとても面白さを伝えきれないのが残念でなりません…

一文日記:読書の初心者

何と、読書会には「今まで本というものをほとんど読んだことがない人」が結構な割合で来るのだが、よく考えるとテニスサークルにラケットを買ったばかりの初心者が来ても不思議ではないので、それと同じことかと納得した。 読む力 - 現代の羅針盤となる150冊…

一文日記:予想した通りなのでは

この間、「東大生協の闇」で予想した流れそのものだろ!と言いたくなるほどの「愛と誠」原画紛失事件なのであった。 www.asahi.com hint.hateblo.jp

一文日記:「帰ってきたウルトラマン」の変なアレンジ

画像がどうこうより、この変な調子の曲を何度も聴きたくなる。 帰ってきたウルトラマンのオープニングのキラキラしたやつをAviUtlで作る方法をまとめました。1分12秒あるのでお暇があればどうぞ pic.twitter.com/YsdTSEFfCg— 葛飾出身 (@ahtamaraneze) 20…

一文日記:機会の不平等

ちょっと漢字をど忘れして書けなくなっちゃってる人に「お前はうんこ漢字ドリルでもやっとけよ!」って言いたくてウズウズしてるんですけど、そういう心の準備ができると途端にその機会がなかなか訪れなくなりますね。 日本一楽しい漢字ドリル うんこ漢字ド…

一文日記:額のツボ

額の真ん中のツボらしき部分を押していたらすっかり気持ちよくなってきて、結局ゴリゴリやりすぎて真っ赤な痣になってしまい「変な虫に刺されてしまいました」という言い訳をしている今日この頃の私です。 頭のつぼを押せば全身健康になる! 作者: 武富ゆうす…

一文日記:タダほど高いものはないのでは

このタクシーに乗った場合、「広告を見たくないんですけど」とか「うるさいので音量を消してください」という要求はほぼ通らないという前提になりそうなので、そう考えると「時計じかけのオレンジ」の終盤めいていて、ちょっと怖いといえば怖い。 www.sankei…

一文日記:「小生」を使いこなす年代

四十代の私なんかが使う「小生」は、ちょっとふざけ半分みたいなニュアンスが出てしまいますが、七十代の方からのメールに「小生」と書いてあるのを見ると明らかに風格が違いますね。 小生物語 (幻冬舎文庫) 作者: 乙一 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 200…

一文日記:東大生協の闇

「単にうっかりして捨てちゃいました」なんていう廃棄処分ではなくて、実際はどこかに売却していて、十数年後くらいに「どこからどういうルートでオークションに出たのか不明」という、すっとぼけた理由でひょっこり絵画市場に出てくるのでは? www.huffingt…

一文日記:人には人の

「人には人の乳酸菌」と言われると、反射的に「豚には豚の大腸菌」「猿には猿のサルモネラ菌」と言い返してみたくなりますね。 新ビオフェルミンS錠 [指定医薬部外品] 出版社/メーカー: 大正製薬 メディア: ヘルスケア&ケア用品 この商品を含むブログを見る …

一文日記:時には母のない子のように

「母の日のプレゼントは何にしようかなあ」と思ってネットを見ると実に楽しいので、母のいない人にもお勧めです。 www.creema.jp 別の記事へジャンプ(ランダム)