褒め褒めロック:ズイショさんの巻(前編)

 

 

「書くことがないのなら、他の人のブログを褒めればいいじゃない!推奨計画」

またの名を「褒め褒めロック」!

お待たせしました!

第二回目の依頼人は、ズイショ (id:zuiji_zuisho) さんです!


←ズイショ→

 

前回は少々長大化しすぎだったように思えるので、今回はよりスピーディに、タイトに、簡潔に褒め褒めポイントを挙げていきます!

 

ポイント1.読者数が多い!

 

前回の「褒め褒めロック」を読み返してみると、当時のこのブログの読者数は17人!それが今では49人と、激増している訳ですが……。

何とズイショさんの読者数は現在466人!

十倍近い!あの有名な、ポンコつっこさんより多い!

それほど人気があるのに、Proにもせず、広告の位置や検索ワードに腐心することもない自然体!
そういうところが庶民的でいいです!

 

 

ポイント2.ブログのタイトルと説明とHNが同じ!

 

タイトルが「←ズイショ→」で、その説明が、

「ズイショさんのブログはズイショさんの人生のズイショで更新されます!」

というわかりやすさ!
人生が一本の線だとすると、色々な地点で更新されているということです!

もし、英訳されて出版されたら、
「←Here,There and Everywhere→」
というタイトルになるかもしれません!

逆に言うと、
ビートルズの「Here,There and Everywhere」は日本語に訳すと「随所」とシンプルに表現できる!
訳ねえだろうがよ!

それはともかく、
このタイトルの矢印からは、
↑THE HIGH-LOWS↓」が上下なら、俺は左右だ!
という気概が伝わってきます!

その上、HNも「ズイショ」なので、親しみしやすい!覚えやすい!
読みたくなる!ファンになってしまう!
シンプルイズベストです!

 

 

ポイント3.タッタ推し!

 

この回↓を読むと、


本好きじゃないけど「本好きへの100の質問」に答えました - ←ズイショ→

 

 

063. 印象的な男性キャラクターを教えてください。


手塚治虫の『ブッダ』の悩んでる男全般。一人挙げるならタッタ。

 

 

という部分を発見しました!
タッタいいですね!
手塚治虫の漫画の中で、何となく「ブッダ」は地味で、光が当たらないタイプの漫画ですけど、タッタはいい!

 

新装版 ブッダ 全14巻

新装版 ブッダ 全14巻

 

 

子供の頃、かわいい!
大人になってからは、メチャクチャでかい男と戦う羽目になって、ほとんど勝てないっていう、あの辺がいい!
そして奥さんがまた、いい!ミゲーラね!!

とにかく、そういう微妙な所にさりげなく言及している所がいい!
他の人が読むと、また別の微妙な所にピクッと反応してしまうような、そういう微妙さの集まりになっています!


 
ポイント4.長いところがいい!


長い!

とにかく長い!

一文も全体も長い!

「褒め褒めロック」的な立場としては、

「長いところがいい!」

以外にコメントできませんが、とにかく長いところがいいです!

 
一つだけ例を挙げるとするなら、このような描写!

 

 

例えば、お母さんを探す旅に出ていた女の子と犬がいるんですけど、なんかお腹が空いたとか大したことない理由で女の子と犬は大ゲンカしちゃって女の子は「もう知らない!私は一人でお母さんを探すからもうペロはついてこないで!」とか言って。犬はなんかしょぼーんってして尻尾もくるーんとして耳もしゅーんってして、ちょっと遠目から女の子を追おうとするんだけど女の子にキッと睨まれて余計しょぼーんみたいな。「ペロなんか勝手に一人でおうちに帰ってればいいのよ、ふん!」とか言いながら女の子は峠に入っていくんですけど、それを遠目で見やってた農夫のじいちゃんが「女の子?まさかなぁ、野犬と熊が出るこの峠を女の子が一人でなんて、あるわけないよなぁ」なんつってさ。で、峠を越えるまでの間に何泊かしながら女の子は危なげなくもう一息でお母ちゃんのいる村だーとか言ってたらマタギのおっさんが向こうから歩いてきて。「どうしたんだいお嬢ちゃん、村の子かい?峠に近づいちゃぁ危ないぜ。」「違うの、わたしはこの峠を越えてきたところなの。今から村に行くのよ。」て返したら「そ、そんな馬鹿な!?」とか言われちゃってこの峠は今は野犬の群れと熊がすごくて一昨日だって3人食い殺されてるんだ峠を越すなら何泊もしなくちゃならないその間ずっと君が無事だなんてそんなことあるわけないじゃないかーとか言われたと思ったら薮の方から熊がガオーつって勢いよく出てきて女の子に襲い掛かるんだけどそこで反対側の薮からワオーンつって出てくるのがこれペロだよね。で、熊に痛いなこの野郎って感じで樹木に叩きつけられてキャインキャインとかやってるうちにマタギのおっちゃんが猟銃で熊を撃ち殺してまぁまぁ何とか事なきを得たんですけど女の子がペロに駆け寄って「大丈夫、ペロ?ありがとう、ペロ。」とか言うんですけどもうぐったりしててペロは息を引き取る寸前なわけ。よくよくペロの体を見てみると明らかに今の熊との戦闘じゃない傷がそこかしこにあって、女の子は気づくわけです。「ペロ、もしかしてお前、毎晩毎晩野犬から私のことを守ってくれていたのね!」ああ、なんて優しいペロ、女の子を守り抜いて死んでいくペロ、ごめんねペロ私こんな馬鹿なのに守ってくれてありがとうペロ、ごめんねペロ、ありがとう本当にありがとう、大好きだよペロ、このペロくらい(略)
 

 

描写というか喩えで、それもほとんどが「あるある」系の詳細な説明なんですけど!
とにかく全体的に長い!

にもかかわらず、1ミリの狂いもない描写力!

余りにも正確で適確で、怖くなってくるほどです!

これほどペロのことを長々と皆さんに読ませて、かつ褒めておきながら、そのペロが何を指しているのかに関しては(略)しておくことにしたいので、気になる方は予想しながら、この原文↓を読んでみてくださいね(*^-^*)!

 


【再掲】痔と共に過ごした8年間と痔の手術の辛さを大いに語る - ←ズイショ→

 


(怒涛の後編へと続く)