書くことなし日記:はてなブックマークのカテゴリー編 その2

残った300人の鈴木さん達は、戻らない700人の鈴木さん達を待つことにも飽きてきた。

「仕方がない。残ったカテゴリーへと進むしかないな」

 残されたカテゴリーは、

【テクノロジー】【おもしろ】【エンタメ】【アニメとゲーム】【動画】【画像】【ランキング】【おすすめ】

であった。

 

鈴木さんH「実は以前、『何を書いても【テクノロジー】に分類されて困る』と嘆いている有名ブロガーがいたような気がする。ここに書評があっても不思議ではないぞ」

 

鈴木さんI「それなら、面白い書評が【おもしろ】に分類される可能性だってある筈だ。俺の知り合いはブログに写真の感想文を書くと【おもしろ】に入るとか言ってたし」

 

鈴木さんJ「もうどうでもいいや、俺、馬鹿だから【エンタメ】に突撃!」

 

鈴木さんK「まあ、冷静に考えてみろよ。さすがに【アニメとゲーム】【動画】【画像】は無いだろうけど、【ランキング】の上から順番に見ていけば、ビジネス書の書評に当たることもあるだろう」

 

鈴木さんL「いや違うな、最初に【おすすめ】に行けば、自動的に自分の趣味に合ったものが推薦されるかもしれないぞ」

 

鈴木さんM「うーん、迷うなあ(やっぱ【ガールズ】も一応、見てみたい……)」

 

 

こうして300人の小さな鈴木さんのうち、

 

Hグループの鈴木さん50人は【テクノロジー】

Iグループの鈴木さん50人は【おもしろ】

Jグループの鈴木さん50人は【エンタメ】

Kグループの鈴木さん50人は【ランキング】

Lグループの鈴木さん50人は【おすすめ】

Mグループの鈴木さん50人はじっと待機するふりをしつつ、こっそりと【ガールズ】

 

へと進んでいったのであった。

果たして、どのグループが正解へとたどり着けるのであろうか?

 

 

その結果……。

 

 

Hグループの行き先は、

【テクノロジー】→[プログラミング][エンジニア][勉強会][スマホ・アプリ][Webデザイン]

 

で、ここにビジネス書の書評がないのはまあ妥当な分類である。

よって評価は〇。

 

 

Iグループの行き先は、

【おもしろ】→[まとめ][画像][これはすごい][海外][はてな匿名ダイアリー]

 

となっており、やはりここにもビジネス書の書評はない。

これも当然と言えば当然、ただしサブカテゴリー中の「はてな匿名ダイアリー」は必ずしも「おもしろ」かというとそうでもない。

心の叫びや苦しみを綴ったものもあればネタ的なものもあるので、まとめて「おもしろ」とする感覚は少々おかしい。

はてな総合」というカテゴリーがあって、そのサブに置けば全く問題がないと思うが……。

評価としては△である。

 

 

Jグループの行き先は、

【エンタメ】→[インタビュー][本と映画][サッカー][野球][アイドル]

 

で、何とここには「本と映画」というサブカテゴリーがあるのだ。

正解はここ!

で、実際にビジネス書の書評やおすすめ本のまとめなどが入っている。

しかし「エンタメ」という区分の下に「本」が入っているのは不思議で、そもそも本というものはフィクションかノンフィクションかで分けるべきだし、フィクションの中でさらに区分してそこに「エンタメ」があるという順番でないとおかしいではないか。

その上「映画」と合同で「本と映画」にされているのも変で、ついでに言うと「エンタメ」内に「サッカー」「野球」以外のスポーツは無し、音楽は何もかも無し、演劇も歌舞伎も絶無、ただし「アイドル」はあるという訳の分からなさである。

これはどう見ても×で、音楽はある程度は【動画】に属するにしても相当おかしい。

 

 

Kグループの行き先は、

【ランキング】

で、これまたカテゴリー別になっていて、もともと分かりにくいカテゴリーなので同じことである。

 

 

Lグループの行き先は、

【おすすめ】→省略

 で、これは本当によくわからない。ヘルプを見ても書いていないような気がする。

知っている人は教えてください。

 

 

Mグループの行き先は、

【ガールズ】→省略

 特に言うこと無し。

 

 

 

という訳で、前回と今回の結果、

 

【学び】→[書籍・雑誌]

【おもしろ】→[本と映画]

 

というルートをたどった鈴木さん(およそ150名)が目的地へたどり着いたということになる。

 

 

教訓:馬鹿にされていた鈴木さんJが、最後に大きな幸せをつかんだぞ!

たとえ先が見えなくても、不安でも、夢をあきらめずに頑張ろう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや別にそういう話じゃなくて、今回言いたいことをまとめると、

 

 

大意:仮に「1000人の鈴木さん」を想定した場合、目的地にたどり着けるのはごく少数だから、とても分かりにくいカテゴリーだよ!

 

 

で、もっとはっきり書くと、

 

 

 

 

 

 

真意:仮の話じゃなくて、現実の中村さんや佐藤さんや伊集院さんや鬼龍院さんがいて、毎日数万人以上は確実に「はてなブックマーク」のカテゴリーで大大大迷惑している筈だろうがよ!

どこに目ェつけてんだボケナス!

早急に何とかすべき問題じゃねえのかよ!

 

 

と言いたいのをあえて穏やかに、ソフトに書いてみたんですよ~。

 


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