書くことなし日記:こんな小説は嫌だ編

 

 

「こんな小説は嫌だ!」という要素のリスト。

1. 薀蓄が多い

2. ストーリーが単調

3. 美人が出てこない

4. 本題になかなか入らない

5. 脱線が多い

6. 愛想がない

7. 暑苦しい

8. タイトルが平凡

9. 有名すぎる

10. 訳文が古臭い

 

上記の条件をすべて満たしているくせに「白鯨」ほど面白い小説はない。

つまり、よく考えたら条件なんて関係ないのであった。

 

白鯨 上 (岩波文庫)

白鯨 上 (岩波文庫)

 
白鯨 中 (岩波文庫)

白鯨 中 (岩波文庫)

 
白鯨 下 (岩波文庫 赤 308-3)

白鯨 下 (岩波文庫 赤 308-3)

 

 

ちなみに私は昔の岩波文庫の阿部知二の訳で読んだ(今は別の人の新訳になっている)。

その頃ですら新潮文庫はやけに変な訳で、一行目から変だった。今はどうなっているのか分からないが、あれはお勧めできない。

いわば逆おすすめ品である。


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