今週のお題「2014年のお別れ」〈2014年をふりかえる 3〉
いま現在、文章を書いているブログを四つ並行して進めている中、いずれにも共通する要素が「造語」である。
私が反社会的傾向を持った人格であるとか、世間の人が使用している日本語に恨みを抱いているとか、決してそんなことはないのだが、なぜか勝手に言葉をポンポン造っては披露している。既に書いて予約投稿してある来年の記事の中にも「鬼ずらし」「顔上顔図」といった造語が含まれているほどである。
そこで今年のブログの総まとめ兼、お別れ兼、早わかり的なガイドとして、造語のベストテンを考えてみた。
興味のある造語や読んでいない記事は、この機会に読んで意味をチェックしてみよう!
まずは第十位!
「カパ感」!
何となく「コパカバーナ」みたいでお洒落だ!
(略)このようにカパッと何かが開いている時の感覚、略してカパッと感覚、さらに略してカパ感とでもいうべき形を目にした時の気持ちよさは、一体どこから来るものなのであろうか。
枝豆や葡萄の皮を剥いた時のカパ感、あの微小な快感を千も万も億も集めて丸めて固めたような贅沢さを感じる一枚である。
続いて第九位!
「吉永沢矢」!
これは格好いい!
同じくミュージシャンつながりでは、「ジーミン(松任谷由実の地味な曲)」も忘れがたい!
第八位は!
「壁近」!
ちなみにこの回は、内容的にも独創的な視点という意味でも、正直なところ大いに自信があったのだが、なぜか普段はブックマークしてくれる人すらも完全放置……!
「そんなに駄目だったのかよ!」と叫びたいほどであった。
第七位!
「あそきち」!
語感が良いし、意味のなさ、馬鹿馬鹿しさも激しく良い!
かなり理想的な造語と自負している。
第六位!
「4の字美脚」!
これは割と、普通に使われそうな感じがあって良い。
時期からすると、これが造語の第一号であろうか?
第五位!
「アーモンドうどん」!
これはつい昨日、造ったばかりのものである。
後半の「ツヤツヤ」という叫びは、何がツヤツヤなのか不明な点がいい(造語とは関係ないが……)。
とにかく回文を作っていると自然に造語ができてしまうので、他にも「新・数の子の図鑑」、「痴漢とトンカチ」、電気タイツ、井戸うどん、黒き三角形、蜜柑剣士、など枚挙に暇がない。
第四位!
「批評欲」!
これは結構いいことを言っているような気がしている。
「これはこういう点が良い」とか「悪い」とか「普通」とか、それだけでなく細々と批評的な考えをめぐらしたくなる欲求のことを何と言うのだろうか。
「批評欲」という言葉があってもおかしくはないし、自分がブログを書く動機の大半はそういう欲求によるものではないかと思う。
第三位は!
「新しい五十音表」!
これは「行」はともかく「段」という概念を無視している点がいい!
しかも各行それぞれがオール適当。
特に「ラ・little・玲瓏」という馬鹿馬鹿しい字面は、本当に天然の馬鹿さ加減がよく出せていると思う。
こういう名前のホストというのは実際にいそうである。
第二位!
「コプウ」!
これは本当に意味がわからないのだが、意味がゼロで「語感」だけが存在しているような奇妙な言葉である。
いよいよ第一位は!!
ジャーン!
どろどろどろ(ドラムロールの音)
チーン!!
「オギョ!」
「ポパ~……。」
という、二つのオリジナルギャグフレーズを紹介したこのエントリーが一位だ!
来年からは、皆さんもビックリした時に「オギョ!」と言ってほしい!
では、私も一年弱もの間、がんばってブログを更新して疲れたので「ポパ~……」。