書くことあり日記:ライトノベルはバカにされているというより利用されている

 

 

トピック「ライトノベル」について

ライトノベルというジャンルは「バカにされている」云々というテーマでブログを書くのが流行っているようなので、自分も記念に何か書いておこうと思う。

普段ほとんどライトノベルを読まない、要するに外側にいる自分の目から見ると、まずライトノベルは売り場が隔離されているという特徴がある。

小説単行本売り場からは遠く、文庫本売り場からはやや近く、漫画売り場とは近接した場所で売られているという、説明しにくいが説明しなくても大体は通じる状態がどこの書店でも見られる一風景となっている。区別か差別か分からないが、かつてのどこかの国の有色人種専用便所みたいな扱いになっていると言えば言えそうである。

だからラノベは低く見られている、差別されている、バカにされている、で話が済むかというとそうでもなくて、最近はむしろ『ライトノベル風のカバーにする』商法の方がライトノベル売り場そのものよりも目につくほどなので、これはバカにされているというより利用されているっぽくないか?と思うし、こういう「なんちゃってライトノベル風の表紙」につられて読む読者層のことを、純粋なラノベファンはどう思っているのだろうか。苦々しく思っているのか、ラノベが認められたという気分なのか、利用されたという屈辱的な気分なのか、ラノベそのものとは関係ないと思っているのか、どうもよく分からない。

今後たとえば「抱擁家族」「死の棘」「苦海浄土」「万延元年のフットボール」などもそれっぽい表紙になって「この手の絵にさえしときゃお前らは喜んで買うんだろ」的な調子で売られる可能性がゼロとは言えないので、それはそれで野次馬としては面白い気も少々するのだが。

 

別の記事へジャンプ(ランダム)