観た映画:「コンタクト」☆

 

 

はてなハイクに「今日観た映画(DVD)に3行コメント!」というお題がある。

さすがに三行では書ききれないこともあるので、そこに書いた「コンタクト」の感想を解説してみよう。

 

・悪役の博士がいきなり話の都合で前に出てきたり引っ込んだりするので、たちの悪いオデキみたいだった!
・乗るとガタガタして、光がチカチカするジェットコースターのようなメカが出てきた!
ジョディ・フォスターは変な信念で頭が一杯になって、ブリブリ怒っている時が一番美しい!

 

コンタクト [Blu-ray]

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1.悪役の博士がいきなり話の都合で前に出てきたり引っ込んだりする

この人は邪魔するだけの存在かと思ったら、主人公の手柄を横取り!その後もまたしゃしゃり出てきたり、かと思うと引っ込んだりで、最初から最後までストーリーのための駒みたいな奴だった。印象としては「碌な人間じゃねえな」というだけの存在である。ある意味、この映画の一番の犠牲者というべきか。

 

2.乗るとガタガタして、光がチカチカするジェットコースターのようなメカ

インターステラー」の後でこの映画を観ると「ワームホールを通過する」と言っても、せいぜい最新のジェットコースターに乗っているようにしか見えない。これはこの映画が悪いというより、観る順番としてこちらが90年代のうちに観ておくべきだった。

 

3.ジョディ・フォスターは変な信念で頭が一杯になって、ブリブリ怒っている時が一番美しい!

「宇宙は広いから、知性を持った生命体がどこかにはいるはず」という理屈は、少々苦しくてついていけない。しかしそれでもこの頃のジョディ・フォスターはカーッとなって突き進む姿が美しい。ちなみに「証拠がない」とか「妄想に過ぎない」とか言われて公聴会でネチネチと責められている姿もいい。

 

全体としては少々長いし、説得力にも見どころにも乏しいので、☆ひとつ。


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