書くことあり日記:ブログを書く二次的な動機

 

 

はてなブログ今週のお題は「私がブログを始めたきっかけ」になっていて、自分も既に書いた。ブログを始めたきっかけは「何となく」「文章力を磨きたい」「趣味について書きたい」「自分の人生を記録したい」などあれこれあるが、ブログを書き続けているうちに副次的に発生した、いわば二次的な動機というものも結構あるのではないかと後から思ったので、そのことについてメモしておく。

自分の場合は、はてなダイアリーでややマンネリを感じていたので、まずは「はてなブログ」そのものが新天地という印象があった。

始めて以降に感じるようになった二次的な動機は、少なめに考えても5つほどある。

 

1.はてなスター

 

スターがつくと嬉しい、励みになるという声は割とよく見かける。

自分はブログを書き始めてから、はてなスターの存在を知ったので、二次的な動機の初期の代表例といったところである。あれはやはり嬉しいものである。

ただスターにも「毎度きちんと読んでいる人の誠意あるスター」もあれば、「毎度義務的につけてるだけの人のスター」もあって、様々である。

真心のこもった善きスターなのか、それとも偽りの悪しきスターなのか?

ということを一つ一つのスターを見つめながら真剣に考え、悩み、苦しんだ時期が私にもあった。

今ではほとんど気にならないというか、気にしているほどの余裕がなくなってきた。

このブログや他のブログにスターをつけてくれている人には感謝しているが、お礼にあちこち廻るというのはほぼ不可能になっている。

 

 

2.はてなブログ複数運営

 

これもやはり最初は考えていなかった。

しかし次第に書きたいと思うテーマやアイディアが増えたため、自然に増えていったという流れである。

複数のブログを並行して書いていると、一方に飽きた時に別のブログに比重を置き直したり、書くペースを調整できたり、メリットが多い。

複数運営そのものが動機であり、ストレス解消にもなる。

 

 

3.はてなカウンター

 

「今日は何人に読まれた」というPV数のデータやグラフの推移を見ているだけでも面白い。一日中眺めていても飽きないほどなので、これは二次的に生まれた動機の中では最大のものである。

もっと詳しいデータとして「リンク元」「検索語」「アクセス元地域」という項目もある。

リンク元」を逆に辿って、どこから読者が導かれているのかを知るのはかなり面白い(特に「顔のない美女図鑑」のリンク元の海外のサイト)。

もっと面白いのは「検索語」で、「こんな言葉で検索してこのブログに辿り着く人がいるのか」という驚きがほとんど毎日ある。逆に「私のかばん」という言葉を検索語で知って、そこから初めて流行になっている商品を知ったりもするので、このブログや自分自身、世の中を映し出す鏡のようなものである。

また、自分ではブログに映画の感想ばかり書いているつもりでも、検索で来る人のほとんどは「24」関係が目的であったり、テレビの影響で急に過去記事が読まれ始めたりするのも面白い。

自分で考えている自分のブログ像と、世間がこのブログに求めている情報との間にズレがあって、そのズレが言葉や数字によって見える点が新鮮で、飽きない。

いわば「ジョハリの窓」のうち、「自分も他人も知らない部分」が可視化されているような感じである。

 

matome.naver.jp

 

 

4.広告

 

広告をつけて「今月はこれだけ儲かった」と発表するのが一時期流行り、叩かれ、最近はあまり見なくなった。私の場合はとても発表できないほど微々たる金額にしかならないが、それでも少し増えると嬉しいものである。

1ヶ月よりは2ヶ月、2ヶ月よりは3ヶ月と続けていくうちに微量の積み重ねが生まれて、平均で一日一円だったものが二円や三円になるだけでも進歩を実感できる。

一日数百円とか、数千円の収入をいきなり達成したいと思う人には、かなりハードルが高い世界だと思うので、気長に少しずつ物事を進めたいという人にこそ向いていると思う。

 

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5.「短歌の目」

 

最近では「短歌の目」に参加するためにブログを始めました、という人もいるほどのイベントになっていて、私もこの企画にはかなり助けられている。

「月に1回(月初めにお題が発表、10日締め切り)」というサイクルがいい具合にブログのペースメーカーになって管理に役立っているので、これからもなるべく続けていきたい。

まさか自分が短歌を詠むようになるとは、本当に思いもしなかった。とにかく、ブログを維持する後発の動機としては、最も意外度が高いものである。

 


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