観た映画：「イエスマン」☆☆

何でも「イエス！」と答えていったら人生が明るくなり、成功へと導かれる！という自己啓発セミナーの教えに従って「イエス！」と言い始めた男を描いたコメディ。

当然ながら、無茶なお願いをされることも頻繁にあるため、笑うに笑えないような酷い目にあったりもする。その辺りの展開は、宗教的な受難者像の戯画化のようである。

ただ、ホイホイ上手く行く時の面白さは「わらしべ長者」風で、少しでも誓いを破るとたちまち「ファイナル・デスティネーション」風にどんどん悪くなる。

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通常は「映画だから」という理由で仕方なく許される誇張が、「コメディ映画だから」という理由で、もっと大げさに誇張されてもスラッと通ってしまうのである。

そこが最も面白い点なのだが、総じて人生に疲れてしまった中年男の悲哀が前提になっている映画なので、四十代以上でないと退屈するかも知れない。

深刻にならないような、頭を使いたくないような、どうということのない映画を観たくなる時というものがあるので、そういう時には適している映画である。

それに、いかなる呼びかけにも「イエス！」と答える姿勢というものは、時々なら大いに効果があるので、早速やってみてはいかがだろうか。

目玉ステッカー　Aタイプ

目玉ステッカー1919（アイフォン、スマホ、スマートフォン、携帯電話・ヘルメット、バイク、スクーター、車、etc貼れます。）

余談だが、この映画に出てくるバイクのヘルメットに目玉ステッカーが貼ってあるのにはかなり親近感を持った。

皆さんもぜひ、目さんのブログを応援するつもりで目玉ステッカーを買って、その辺に貼ってみよう！

「イエス！」

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