書くことあり日記:8月31日に作る自由工作

 

 

「9月1日は子供の自殺が多い」という話題はなかなか衝撃的だが、自分が子供の頃は二学期になってから「学校に行きたくないから行かない」という発想そのものが無かった。ある意味、牧歌的な時代だったと今ならば言える。

私などは二学期に行く行かないどころか、そもそも夏休みの宿題さえ手抜きで、牧歌的というより単なるお調子者、他人事のようだがドラクエでいうと「遊び人」のような頭の中身であったように記憶している。

夏休みの友」みたいな問題集は、貰ったことが嬉しくて夏休みの初日に解いてしまうし、自由研究やら天気の記録やらはいつも8月最後の2,3日でまとめて消化していた。

 

超図解 工作大図鑑―子どもがひとりで最後まで作れる!

超図解 工作大図鑑―子どもがひとりで最後まで作れる!

 

 

中学生になると普通は落ち着きそうなものだが、もっといい加減になってしまい自由工作の宿題は毎年必ず「本棚」を作って提出した。

たいへん簡単にできる本棚なので、所要時間は15分ほどであった。

驚くべきことに今このブログを書いている部屋にもあって、まだ使用しているほどの耐久性である。

今回は特別に、このブログの読者だけにその作り方を紹介してみよう。

 

用意するもの:板(一枚)、のこぎり、トンカチ、釘(数本、またはアロンアルファ)

作り方:板を四つに切り分け、釘で固定する。

 

工程1.ホームセンターで板を一枚買ってくる。幅25センチ×長さ1メートルくらいのものがよい。

 

工程2.  板を細長い部分と、そうでない部分に切断する。細長い部分は5センチ×1メートルにする。残りは20センチ×1メートルである。

 

手抜きアドバイス:「工程1」と「工程2」が面倒な人や、ノコギリが磨り減ってしまうのが惜しい人は、最初から「5センチ×1メートル」と「20センチ×1メートル」の板を購入してみよう!

 

工程3.「20センチ×1メートル」になった板を三つに切り分ける。

「20センチ×20センチ」を2つ、これが横を支える側板である。

残った部分は「20センチ×60センチ」、これは底の板である。

 

工程4.工程3で作った3つの部分を、コの字型になるように釘を打って固定する。側板を立てて、横から釘を打って底板に固定する。釘がない場合は思い切ってアロンアルファを使用する。

 

工程5.工程2で作った細長い部分を、背板っぽい感じでコの字の物体に取り付けてみよう(釘で打つかアロンアルファか、どちらかで)。

 

工程6.漢字の「甘」のように、正面から見ると両サイドがはみ出ているので、ノコギリでカットすれば、ほら!もう完成だ!

 

応用:側板を真四角にするのはダサいので、斜めにカットすると少しだけお洒落度がアップする!

 

という訳で、とても簡単にできるため力を持て余してしまうほどである。

余力で意味もなく丁寧に紙やすりをかけてみたり、ニスを塗ってみたり、使わない色のプラカラーを塗ってみたりしよう!

三年間、これで通した人もいるので、不器用でもたくましく生きていこう!


別の記事へジャンプ(ランダム)