書くことあり日記:宝くじ保険

 

 

「保険は本質的に宝くじと同じだ!」という理屈を、なぜかふんぞり返って偉そうに説明する奴が多い。

この手の説明の中には、大抵、

「胴元が儲かるのと同じで、必ず保険会社が儲かる仕組みになっている!」

という、いかにも保険に入る奴はカモだ、馬鹿だ、騙されていると言わんばかりの指摘があるのだが、これは怪しいものである。

それなら保険会社は毎年必ず増収増益でガンガン発展していって、いつもウハウハで未来永劫ずっと安泰なのであろうか。

ネットで契約できる自動車保険や生保など、カモがどんどん寄ってきて人件費が格安なので、増収増益の連続で保険業界地図を大幅に塗り替えている筈だが、そうなってはいない。

保険に入るのが愚かであるというのなら、そう主張する人たちは任意の自動車保険は勿論、火災保険も未加入で地震保険も付帯せず、死ぬまで医療保険や生命保険には一切見向きもしない、それでよしという態度が大正解だと思っているのだろうか。

 

宝くじ(超)当せんデータ「当たる人のルール」がわかった

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まあ、それはそれで実はどうでもよくて、私はこの「保険」と「宝くじ」の比較という見方そのものには興味があるので、それなら試しに一緒にしてみたらどうかと考えてみた。
「性格は正反対だけど、一緒になってみればきっと上手く行くから結婚してみなさいよ……」
と勧めるお節介な仲人の気分で……。

こうして誕生したのが「宝くじ保険」である。

「宝くじと保険が、恋をした。」

というCM用のキャッチコピーまで頭に浮かぶ(ナレーション:山咲トオル)。

しかしもう眠いので、この話題はここまで。

また機会があれば続きを書きたい。


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