書くことあり日記:「スター・ウォーズ」の吹き替えを再びあのメンバーで!

 

 

12月18日の「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」劇場公開を記念して、これまでのシリーズ6作品の地上波放送が決定しました。

 

 

というニュースを目にして思い出したのだが、地上波で初めて「スター・ウォーズ」が放送された際(1983年)の吹き替えが凄いメンツだった。

 

主な吹替の声優はルーク:渡辺徹、レイア:大場久美子ハン・ソロ松崎しげる

wikipediaスター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」より

 

当時、私は「スターログ」という雑誌を読んでおり、誌内では蜂の巣を突ついて踏んづけたような騒ぎになっていた。放送後まる一年以上が過ぎても、まだこの話題が続いていたほどの大大大反響だったのである(勿論、悪い意味で)。

 

 

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今、この話題をほじくり返して「けしからん」などと言うつもりはない。

スターログ」だって、どちらかというと当時から「怒り狂いながらも読み手を笑わせる」といったスタンスの文章がほとんどで、自分は中学の国語の授業よりも、その種の文章から遥かに多くのものを学んだ。

 

 

で、何が言いたいのかというと、

むしろ2016年の今こそ、

「ルーク:渡辺徹、レイア:大場久美子ハン・ソロ松崎しげる

という、あり得ないメンバーでまた吹き替えをして放送するべきではないか?

と提案したい。

 

 

当然、これは誰がどう見ても聴いてもミスキャストなのだが、そこを逆手にとって「あえてやる」という企画があれば、それを受け入れる側の「あえて楽しむ」という感覚的な準備は、教えなくても既にできていると思うのである。

そこが1983年と2015年末の違いで、83年は本気でキャスティングして外したのだが、21世紀の今は「はいはい、あえて副音声はコレな訳ね」→「こっちの方が盛り上がる!」という流れが自然に予想できるではないか。

これならツイッターで中継が盛り上がること必至で、はっきり言ってしまうとレンタルでいつでも観ることができて、配信も低価格や無料になっている世界にあって、地上波のテレビが「EP4」という材料で優位に立てる企画は、もうこのくらいしか残されていないのではないだろうか。

 

 

ついでに「5」と「6」もこのメンツで吹き替え版を作ってみてはいかがか。チューバッカ武井壮に、ジャバ・ザ・ハットはマツコ・デラックスにするなど、いくらでも手がありそうである。


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