「マンボ・カフェ」というマンボの名曲アンソロジーが大大大好きで、買ってから10年ほど経つが、まだ飽きずに聴いている。
- アーティスト: オムニバス,マチート&ヒズ・アフロ・キューバン・オーケストラ,モンゴ・サンタマリア,ジョー・キハーノ,アルセニオ・ロドリゲス,エクトル・リベラ,ザビア・クガート,ゴールデン・カリブ・オーケストラ,パーシー・フェイス・オーケストラ
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- 発売日: 2005/12/21
- メディア: CD
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マンボというジャンルの曲は、しょっちゅうタイトルに「マンボ」がついていて、歌詞には「マンボ」が矢鱈に出てくる。
だから作詞も簡単にできる。
何でもマンボ(作詞:目)
何でもマンボ マンボマンボ
毎日何でも マンボマンボ
朝から晩まで マンボマンボ
夜になったら マンボマンボ
お風呂に入って 寝るよマンボ
マンボマンボ マンボ楽しい
マンボ愉快だ マンボマンボ
何でもマンボ マンボマンボ(*)
(*を好きなだけ繰り返す)
7秒くらいでできた。
「演歌」や「ポップス」や「フォークソング」は、タイトルにも歌詞にも、決してこれほど大量にジャンル名は出てこないであろう。
言うなればマンボとは、ただひたすらに「マンボ」「マンボ」「マンボ」と言いたがるだけの、「言いたい!」という奇妙な欲望に忠実な音楽ジャンルである。あたかも、普段は口にすることを禁じられている言葉が解放されたかのような、狂熱と狂乱に満ちた……。