大抵の予告編は本編より面白そうな雰囲気が出ている。数多くある予告編の中でも「友だちのパパが好き」は久々に「面白そう」度が一定のレベルを越えたのでメモしておきたい。
公式サイトには難しそうな言葉で褒めているコメントが沢山ある。
例えば岩松了。
ある出来事にドラマとしての優劣や大小を見ていては、あらゆることを無造作に過去のものにしてゆく時間というものに太刀打ちできない。その時間の仕打ちに、泣き言を言わず前を向いて生きるべきだと、この喜劇は教えている。
予告編しか見ていない私にも何となくわかる気がする褒め方である。
他にも松尾スズキが「あえて演出しないという演出などの、執拗な仕事」といった、わからないようなわかるような褒め方をしている。
公式サイトにすら現在の上映館があまり書かれていないので残念だが、埼玉では3月に川越スカラ座で上映するようなので行ってみたい。