ホラン千秋が高慢ちきすぎて目が離せない

 

 

TBSの夕方のニュースを見ていると、相変わらずホラン千秋は高慢ちきな顔つきで、

 「天狗に連れ去られて帰ってきた子供だって、もう少し謙虚な態度になるのでは?」

と疑いたくなるほど、存在そのものが高飛車に見える。

森永卓郎がどうでもいいようなコメントをごにょごにょ言っている時は、

「このゴミ虫が……、しかしつまんで捨てる場所もねえしな、勝手にしとけやボケ」

と思っているように見える。

男性アナウンサーがまた、いるのかいないのか分からないほど印象の薄い存在だが、

「アタシが刺身だとしたら、お前は刺身のツマなんだからさ……、せいぜいアタシという存在の醸し出す汁でも吸っとけや……クソが」

と考えているように見えなくもない。

もしホランが目の前にいたら、何の恨みもないが頬をつねってやりたくなる。もちろん、高慢で高飛車で勝気で陰険で傲慢で負けん気の強い千秋は、私の頬をつねり返してくる。その強靭な握力で捻りあげながら、一歩も引かずに血走った目で睨みつけてくるだろう……。

 

ホラン千秋

ホラン千秋

 

 

そんな馬鹿馬鹿しい妄想よりも、もっと甘美な妄想は、ホランが担任の先生、自分が小学三年生というシチュエーションである。

手のつけられない悪ガキである自分は、日々いたずらの限りを尽くしている。花瓶は割るし、マジックでその辺に「ちあき」と書くし、給食のパンは丸めて投げるし、拾ってきた犬の糞を先生の机に入れるし、授業中には平然とお漏らしをする。

「まったくこの子は、何を考えてるの!!」

なんて言われて、お尻を素手で百万回くらい叩かれたい。

もちろん何も考えてなどいないのだが、強いて言うなら「もっとメチャクチャなことをして、叱られたい!そして、思いきり泣き叫びたい!」なのである。まったく我ながらどうしようもない。