電子書籍と位置情報ゲーム

 

 

電子書籍は読みにくそうなので敬遠していたが、スマホを横にすると文字組みがささっと変わって、まるで新聞のような組み方になることを発見したら、急に読みやすく感じられるようになった。

これなら長い文章でも読めると思って、都築響一の「圏外編集者(Kindle版)」を購入してみた。

 

圏外編集者

圏外編集者

 

 

普通に読んでいるだけのつもりでも、少し触れただけで黄色いマーカーを引いたようになってしまうのは不便だが、全体のうちでどのくらい読了しているのかがわかる(70%とか、85%とか数字が見える)のは便利だった。スペースの問題があるので、今後は電子書籍を買う割合が増えこそすれ、減ることはもうないのではと感じる。

位置情報ゲームのイングレスもやってみた。ゲームに入るまでが長くて待ちくたびれたが、とりあえず歩いて行ける範囲の公園と神社に行く。

スマホは持ち歩ける本で、かつ漫画となると、自分にとっては「いつでもどこでも立ち読み機」のようなもので、しかも電話機で、ゲーム機で、音楽と映像の再生機で、メール送信機で、地図で、辞書で、カメラで、録音機で、メモ帳で、時計で、財布で、そのうち投票やらドローンの操縦やらもできるようになるかと思うと、ややビビってしまう。

今のところ文字の入力はパソコンのキーボードの方がやりやすいが、二十年後くらいには「思っただけでブログを更新できる!」みたいになっていそうで恐ろしい。