「キューポラのある街」を観た後で知ったこと 2

 

 

「キューポラのある街」は色あせない名作だなあ、と心から思っている。

しかし……!

実はこの作品には続編があり、「続編は駄作」というジンクスを律儀に踏襲しているらしい!!

 

 

吉永小百合のインタビューを読んでも、本作については触れられておらず……。それもそのはず、北朝鮮を礼賛する内容らしい。

 

あれから三年キューポラのある街川口では、石黒ジュンも定時制高校の三年生になった。弟のタカユキも中学三年、父の辰五郎は相かわらず一徹な鋳物職人で酒好きは昔と同じだ。母親のトミは小さい弟たちをかかえて、一家六人の貧しい家計をきりもりしている。

ジュンは昼間は工員をしながら工場で働き、大人の中で、多くの矛盾にぶつかった。働きながら学ぶジュンや、サヨたちに対して職場が偏見の目を向けるのに、抵抗しながらも、ジュンはそれを自分の戦う場所として、生きがいを見い出していた。

そんな二人を学校の池貝先生は励まし力づけていた。弟のタカユキは新聞配達をしながら高校進学を夢みていた。母親トミや父辰五郎のグチの中で二人は真面目な毎日を送っていたそんなある日、克巳が新しい商売を始めた。そして克巳はトミに雑役の手伝いを日給七百円で頼んだ。辰五郎はトミが克巳から金をもらっていることに、何かふっきれないものを感じて、トミに悪態をついていた。

ある日ジュンは、朝鮮に帰った金山ヨシエの母親美代の居所を崔という高校生から尋ねられ協力を約した。ヨシエの父が急病で倒れ母親に会いたがっているのだ。美代はヨシエらが帰国後日本に残って旅館の女中をしていた。崔とジュンは美代を訪ね朝鮮帰国をうながした。崔と歩いているのを見た辰五郎は、朝鮮人と歩いて!と罵倒したが、ジュンは胸をはっていた。美代は朝鮮に向った。

その頃克巳の会社は不渡を出して倒産した。借金を背負わされた克巳に、ジュンは大学進学にと貯めた貯金通帳をさし出した。そして社会事業大学で学ぶ夢を、この川口で働きながら掴んでゆくことを固く心に誓った。ジュンの心の中に自信が泉のように湧いた。

 

moviewalker.jp

 

何だかMovieWalkerPressのあらすじ紹介もやっつけ仕事的な、読点を打つのも面倒くさがっているような文章で、やはりこれはビデオ化どまりでDVDやBDにはならないっぽい。