大人でも時々「実はこれができない」と告白する人がいて、例えば泳ぎができない、逆上がりができない、自転車に乗れない、などである。
私もこれと似たような感じで前々からわからないことが一つあって、それは「〇泊〇日」の泊数と日数のずれが2になる場合の理屈である。
通常は旅行でもレンタルの日数でも「一泊二日」「三泊四日」という風に、泊数プラス1という式で日数が決まる。
ここまでは理解できるのだが、旅行で日付変更線を越したり戻ったりすると、急に「七泊九日」になったりするではないか。
無理に「七泊九日」にしないで、その時は「泊」の方で歩み寄って「八泊九日」でいいと思うのだが、そうなっていないので実は「分かったふり」をして生きているのである。
「七泊八日」と「七泊九日」では具体的にどの辺がどう異なるのか、いつ八日が九日になるのか、飛行機の動きによっては逆に「七泊七日」のように減るパターンは無いのか、など細かい理屈や疑問もなくはないが、とにかくサッパリ分かっていない。
おそらく死ぬまで分からないままかと思うと悔しいので、これまで通り分かっている演技を貫き通していきたい。
もし、万一、親切丁寧に教えてくれる人がいても、分かったふりをしてやるからな!