2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧
「幕末残酷物語」は白黒で、新選組の華やかさや正義漢っぽさはゼロである。ひたすら内部の規律が厳しく、入隊試験も血まみれ、やることなすこと残酷、そして裏切り者や離脱者は斬る。
前回の 「壮烈新選組 幕末の動乱」はいかにも娯楽大作のカラー映画で、恋も見せ場もユーモアもチャンバラもあり、という大人のお子様ランチのような華やかさがあった。
本作はいかにも昔の「カラー映画」という色調の時代劇である。
新選組を描いた映画にも色々とあって、これは健気で一本気な若者(=市川雷蔵)が中心になって、近藤勇(=若山富三郎)に憧れたり失望したりしながら話が進むので分かりやすい。
「竜馬暗殺」はATGの白黒映画で、前々から観てみたかった。しかし今ひとつ幕末や竜馬関係の小説や本は苦手で、読んでも頭に入らなかった。それに何かにつけて武田鉄矢が竜馬竜馬とうるさいので反感を持っていたことも、避けたくなる理由の一つであった。
そうめんのつけ汁に「食べるラー油」を足すとよい、とは前々から何となく知っていた。