2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧
BSで先日「犬神家の一族」をやっていて、最後の半分ほどだけを観たが、これには引きこまれた。 自分は「八つ墓村」と「獄門島」と「悪魔の手毬唄」は角川映画で見ており、なぜか「犬神家」はリメイクも含めて見ていなかった。 何かにつけて偶然が多いし、謎…
出口治明の「ゼロから学ぶ日本史」はよく見たら初出が週刊文春の連載だった。それならビジネス寄り、おっさん寄りで当然といえる。 そして自分も明らかに「おっさん」のストライクゾーンに位置しており、読みやすく、分かりやすく、ほどほどの大まかさと細か…
前回は「無味乾燥な文章ではなく、少しは個性的な文章で書かれた本がいいよね~」と書いたつもりであった。 その後、たまたまブックオフに寄ったら出口治明の「ゼロから学ぶ日本史」があり、読んでみるとこの人自身の声が文章に沁み込んでいる。 いかにもこ…
日本史に関する需要はかなり高いらしく、知るべき理由も沢山ある。 おさらいとか復習とか学び直しとか、「オトナのための教養」とか、「仕事人としての常識」とか、「ビジネスマンとしての学び」とか、「大河ドラマの理解を深める」とか、アニメや漫画関連本…
ある人が「質の悪い広告を避けるために、あえて高級ブランドの広告をクリックしている」と書いていて「自分と同じことをしている人がいるのか」と思った。 放っておくと自分の場合、ネット上のどこを見ても薄毛治療やダイエットや健康食品の広告ばかりになっ…
いま乗っている車が古くなっていて、買い替えを進められているが踏ん切りがつかない。 どうしようかなと思っていたら運転席のドアの取っ手が破損してしまい、さすがにこれはもう無理と考えて、知り合いの店に相談しておいた。 しかし、たまたま親戚が11月に…
前回は「平家物語の主人公=後白河説」について触れた。 このあたりの時代は「後」のつく有名な天皇が多く、ややこしい。 私も整理をつけにくい。 後白河、後鳥羽、後醍醐……、「やめてくれ!」と言いたい。
今、書店や図書館にもっとも多く出回っている「平家物語」は、自分が見るところ古川日出男の訳したもので、河出書房の日本文学全集の単行本と、それが文庫化されたものと両方あったりする。
アニメ「平家物語」の10~11話を見た。 10話が「壇ノ浦」、11話「祇園精舎」で最終回になる。 有名な「扇の的」のエピソードがこれほど後の方だったとは意外で、この局面でこういう挑発をするのはユニークだし、何も言わなくても通じるという点もすごい。 結…
「平家物語」8~9話を見てみると、平家一族は源氏に押されて没落するばかり、という憐れみを誘う流れになった。 そのきっかけを作るのは山育ちの野生児、木曽義仲である。 アニメでは葉っぱを口にくわえて「にしし」と笑う。声の感じも含めて「ドカベン」…
アニメ平家物語 6話と7話の感想
アニメ平家物語の4話と5話
2022年のアニメ「平家物語」を3話まで観た。 文字で読むのと同じエピソード、同じ人物が出てくるが文字の方は維盛、重盛、清盛と似た名前が多く、区別を付けにくい。アニメで視覚的に「この人はこういう顔」という情報があると頭に入りやすい。主人公が「び…