映画「海街diary」を観て「ここが良い!」と思ったポイントを、多少ネタバレ気味に、やや遠回し気味に配慮しながら伝えてみたい!
十位:長澤まさみ(よっちゃん)が良い!
序盤はほとんど長澤まさみしか見ていなかった(>o<)!
四姉妹が揃う場面でも、なぜか視線がカーブを描き、シュートになり、時にはスライダー気味に長澤まさみに向かってしまう!
むくれたり、着替えたり、ゴロ寝したり、ビールを求めて四つん這いになったり、立て膝をついたり、無言の綾瀬はるかにジト目で睨まれたり、素晴らしいカットが多かった!
正直な話、このまま「長澤まさみdiary」が続いても良いとすら思えた!
九位:綾瀬はるか(さち)がしっかり者!
綾瀬はるかは、バラエティやトーク系の番組ではドジっ子キャラで完全にOK!
という風に世間ではなっているが、本作の役柄では真面目で、責任感があって、いつも学級委員をするタイプの長女だ!
その上、向田邦子チックな陰の部分も次第に明らかになる!
しかも、そういう時だけ胸の丸い線を強調するような服を身にまとっている点が、あまりにも良い (〃ノдノ)!!
八位:母親が!
三姉妹の母親が途中で出てくる!
この人を演じているのが誰かは伏せるが、どうしようもない駄目な感じだ(>o<)!
「あの人はどうせ、出かける間際になってからバタバタするんでしょ」
と、予想されてから登場する、その様子が「出た!」という感じで良い!

SWITCH Vol.33 No.6 是枝裕和の20年 ”海街”へー ある家族の物語
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七位:広瀬すずの同級生の男の子!
同級生の男の子が、いかにも吉田秋生が適当な線でチャチャッと描いたような少年をそのまま3D化したような子だった!
六位:ちなみに原作は一巻しか読んでいません!
一巻が出た当時すぐに読んだが、それっきりで済みません(>o<)!
それでも、お勧めポイントとして原作も挙げておきたい!

海街diary 1 蝉時雨のやむ頃 (flowers コミックス)
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読んだ時は、
「吉田秋生って大ベテランなのに、いつまでも初々しいというか器用な感じがしないな」
という感想を持ったことだけを覚えている!
五位:リリー・フランキーが出てくる映画は大体いい!
邦画で「この映画は上中下でいうと明らかに上だな」と思っていると、大体いつもリリー・フランキーが出てくる(>o<)!
四位:扇風機を足で!
これと似た場面が「細雪」にもあった!
足でスイッチをつけるお行儀の悪さ(>o<)!
しかし、そこが良い!
三位:「長澤ー綾瀬ライン」の見事さ!
とにかく、この二人は天敵で、何かにつけてすぐ喧嘩する!
言葉のジャブの激しい応酬だ!
そして、時々は右ストレートが炸裂したり、クロスカウンター気味になったり、レフリーが止めに入ったりする(>o<)!
しかし、また仲直りしたり、いざという時は息の合ったところを見せる点が良い!
特に食堂で「乾杯」チン、とやる場面のタイミングが絶妙すぎる!
二位:予告編より「特報」の方がお勧めだ!
これから本編を観る人にも、既に観た人にも等しくお勧めできる!
一位:口で「トントン」と言いながらノックする!!
廊下と自室が障子で隔てられているだけの古い日本家屋なので、本当に叩くと障子紙が破れてしまう!
それを避けるために、動作としては一応叩くが、口で「トントン」と言って補足する様子が良い!
失神するほど可愛い(>o<)!
背後から抱きついて、
コブラツイストをかけてあげたくなるくらい美しい!
背骨をへし折りたいほど素晴らしい!
三女についても四女についても、ほとんど書けなかったが、
とにかく、この仕草は国宝級に良いので、見逃してはならない!!
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