先日、ブログを書くための二次的動機について書いてみたところ、割と好評だったようなので「検索語」についても少々詳しく書き足してみたい。
ブログの記事が増えるにつれて、読者の登録数も比例して増えるかというとそうでもない。
しかし検索の結果、ブログに辿り着く人の割合が少しずつ増える。
中には上に書いた状態と逆の流れになっているブログもあるかもしれないが、私の場合は書く記事の内容のバラバラ度合いが激しいせいか、いつの間にかよく分からない過程を経て特定の過去記事の参照数が増えてきた。
最近では、新しい記事を一日以内に読んでくれる「純粋な読者」と呼びたくなる方々が十数人ほどに対して、検索でたまたまフラッと来る、通りすがりの一見さんが百人くらいという状態になっている。
一見さんがどこからどういう風に来るのか?というデータには不透明な部分もかなり含まれるので、分析できない面が多々あるのだが、幾つか紹介してみるので何かのヒントや参考にはなるかもしれない。
まず当ブログ「何かのヒント」はよく検索される回数(ただし今月)の順に、上から、
tumblr おすすめ アカウント
私のかばん
21世紀はどんな世界になるのか
2015 40周年
などである。
私には「あ~、あの時のあの記事か」とすぐ分かる(わからない人は検索してみて下さい)記事の関連語である。
どれもみな、書いた直後はさほど反応がなく、後からジワジワと読まれるようになったというコースを進んでいる。
SEO対策を意識して効果があるのかないのかよく分からないのだが、機会があればこの辺りの記事の続編を書いてみたいとは思っている。
ちなみに「回文春秋」の検索語はどうなのか、というご質問を鈴木こあら(id:suzukidesu23)さんからいただいたので、ついでに発表してみると、
作り方 回文
うぐいす嬢
モツ たこ焼き
ムカデの歯
モニカベルッチ
などである。
メチャクチャな単語ばかりが並んでいるようだが、回文は作っているうちに自分でも考えていない言葉に辿り着くので、コントロールできないのである。
きっとグーグルから見ると「意味不明のノイズばかりのブログ」ということになっているのではないかと思う。
ちなみに鈴木こあらさんは、
場合によってはまともな言葉なんか無くてもキーワードによっては1位に表示されることもあります。
と明解に、爽やかに、断定的に述べている。
この部分の意味だけは私もきちんと理解できた。
もう一つ、「何でもベスト3」というブログもあるので、こちらも紹介してみよう。
サイコジェニー
クリスティーナリッチ 土屋アンナ
ウクレレ 練習曲
ぬか漬け ランキング 野菜
come day our will
などである。
まともな言葉なんかない
とまでは言わないが、やはり統一性に欠けている。
あまりにもバラバラなので、やはり何が取り柄なのか分からないブログになっている。
それぞれ、どういう記事なのか興味をお持ちの方は、ぜひ、
「何かのヒント 21世紀はどんな世界になるのか」
「回文春秋 西城秀樹」
「何でもベスト3 クリスティーナリッチ 土屋アンナ」
などで検索して、その目でお確かめいただきたい。
もっと下位の検索語にはもっと頓珍漢な単語が続出するのだが、それはまたの機会に譲ることにする。