世の中には時々、「そこまで安くていいのか」と問いかけたくなるような商品がチラホラある。
ジブリが出している小冊子「熱風」もその一つで、年間購読料が2000円である。
それが毎月郵送で届くのだから、ひと月あたりの価格は167円ほど、ここから郵送料と手数料を引くと、実質本体価格は10円くらいではないだろうか。
今月号はネット配信ということで、
ついに無料になってしまった。
PDFなので、ただクリックするだけの手間である。
ちなみに私は「作詞家・松本隆の50年」を目当てに買っていて、
今回は「冬のリヴィエラ」、
そして大瀧詠一の「EACH TIME」、
南義孝の「冒険王」、
など、名曲名盤揃いの時期になっている。しかも松田聖子をチャートの一位に送り込み続けながらの裏芸的な仕事なので、二度も三度もびっくりである。