いきなりウェイン・ニュートンという見たこともない歌手の「ダンケ・シェーン」という曲を勧められた。
何だか「マック・ザ・ナイフ」のようだが、やけに声が高くて、
このルックスで、一体どこの誰なのだろうか?
調べてみると、
40年以上にもわたって、ラスベガスで3万回以上ものソロ・ショーを行い、「ラスベガスの帝王」または「ミスター・ラスベガス」と称されるエンターテイナーで、エルヴィス・プレスリーやフランク・シナトラをしのぐ観客動員力を誇った。
だという。
めちゃくちゃ大物ではないですか。
ニュートンは、10代のころ兄と「ニュートン・ブラザーズ」というコンビを結成し活動していたが、歌手兼音楽プロデューサーのボビー・ダーリン(Bobby Darin)に見出され、ソロ歌手として飛躍した。「ダンケ・シェーン(Danke Schoen)」や「ブルー・レディに紅いバラ(Red Roses for a Blue Lady)」などがヒット、190センチ近い長身でありながら、そばかす顔の童顔で少女のようなユニークな歌声の持ち主というギャップが人気を呼んだ。変声期を迎えてからは、口髭を蓄え、どちらかというとセクシーで男性的な大人のエンターテイナーに路線転向した。
なるほど、こちらはラスベガスっぽい雰囲気である。ひとつ変な知識が増えてしまった。こういう知識は後になると「なぜ自分がこの人を知っているのか」を思い出せなくなるので、ブログに書いておく価値があるというものだ。