「ハイドリヒを~」では猛烈にイヤ~な後味が残ったので、それを払拭する目的で、女性「ロシアン・スナイパー」がドイツ軍をビシビシ狙撃するのを期待して観てみた。
この主人公が、だんだん橋本愛に見えてくる。凛々しく、気高く、愛想がないのだが、ツンツンしてばかりいる訳ではなくて、いわゆるツンデレ的な面も結構ある。
しかも大活躍しすぎて、国家からも敵国からも英雄扱いをされているほどの重大人物である。
後半かなり重傷を負ったりして、疲弊するとまた橋本愛に似てくる。とにかく橋本愛本人でも関係者でもいいので、日本版リメイク権を買い取って、ぜひ主演してほしい。
で、最近の戦争映画はやたらと音が大きく、主人公や視点的な人物が爆撃で吹っ飛ばされたりすると、主観的に耳がキーンとなっている状態を示す無音(動きだけ)の場面が出て来る。
なぜか自分は前々からこれが好きで、「プライベート・ライアン」が最初かと思っていたら「炎628」が元祖らしい。
そのことを教えてくれた人からは「きつい作品だから体調の悪い時は観ない方がいい」と言われた。「ハイドリヒ~」で落ち込んでいる自分が耐えられるのかどうか……。