「ハイドリヒを撃て!『ナチの野獣』暗殺作戦」

このタイトルだとまるで痛快アクション映画のようだが、そうではない。しかも、久々にイヤ~な感じの残る拷問シーン(しかも実話)を観てしまった。

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昨今の「ナチス=悪役」がお約束になっている種類の映画では、滑稽な存在としてすら描かれるナチスだが、この映画では「少しでも逆らったら皆殺し」「関係者も皆殺し」「噂でちょっと言及された村ごと皆殺し」で、しかも実話ベースで作られているので救いがほとんどない。

「イヤミスが好き!」なんて言って喜んでいる奴には、全力でお勧めしたい。

「そんなに嫌な気分になりたければ、これを観ろ!!」と叫びたい。

普通の人には……、お勧めしたくない。三日ほど落ち込みたい時にはいいかもしれない。