え段の音には、原始的な意味が多分に含まれている。
餌
毛
背
手
寝
屁
雌
獲
霊
餓
上記のように並べて順番に見ていくと、まるで原始時代の人間の一日を描いた詩のようである。
最後の「ウェ(ゑ)」を「餓え」としたのはこじつけだが……。
いや、それ以外も全てこじつけだが……。
あ段でもやってみよう。
蛙
蚊
砂
蛇
菜
羽
馬
夜
裸
輪
ちょっと縄文時代っぽくなってきた。
調べてみると、馬は縄文時代後期からいたらしい。
次は、い段を考えてみよう。
射
季
死
地
煮
妃
魅
衣
里
位
弥生時代風である。
う段はどうか。
兎
句
州
都
濡
婦
霧
湯
流
宇
「万葉集」の世界になってきた。
最後に、お段も考えてみたい。
雄
児
疎
賭
野
火
喪
汚
露
悪
これは応仁の乱である。
乱れに乱れた、戦乱の世を意味している。
遊び半分で馬鹿馬鹿しいこじつけを考えているうちに「平和な日本、ありがとう」という心境に至ってしまいました……。
注:以前にも冒頭部分はこのブログに書いていたことに気がついた。今回はリメイク版ということでご了承ください。