書くことなし日記:ネガコメ編

 

 

このところ他の人のブログでネガコメ対処法をよく目にするので、ちょっと自分も考えを書いておきたい。

ネガコメにも色々な種類があって、

「傾聴すべき辛口のご意見・ご感想」

もある筈なのだが、その辺りはちょっと抜きにして「ブログの書き手を不快にさせるコメント」にどう対応するべきかという点に絞って書いてみたい。

 まず「反論しない」という点だけは、いくら強調してもし過ぎることはないと思う。

これまでネットで様々な議論や論争や中傷合戦を見てきたが、現実世界の会話では、会話以前に多くの情報(表情や服装や体型や所属や年齢その他)が入ってくるのに対して、あなたや私のブログに頓珍漢なネガコメを投下してくる人間は、ほぼ全ての情報が不詳で、プロフィールを調べても一切が白紙だったりするのである。

いわば「ネガコメ専門家」とでも称すべき特権階級のご出身であることが判明するだけなので、とても凡人の手には負えない。逆にプロフィールが変に詳しかったり、意味不明の長文が延々と続くブログが出てきたりすると、さらに手に負えない。

とにかく「身分が違う」とでも考えて諦めた方が身のためである。

 

対処法としては多くの人が推奨するように「非表示」が鉄則なのだが、私はもう一歩進んで、

「先まわり非表示」

くらいの対応をしても良いのではないかと思っている。

つまり、あなたがネガコメを投下されて直撃弾を受ける前に、どこか遠くのブコメで暴言を吐いている人物、意味不明の叫びをあげている人物、やけに偉そうに高みから論評し放題の人物、見ていて不愉快になる言葉を書く人物、明らかにアイコンから妙な電波が放射されている人物、などは見つけ次第「非表示」扱いにしておくのである。

この人たちは、あなたのブログに対して「通りすがりざまに暴言を吐く」か「永久に読まない」か、二つに一つの態度しかとらない人物なので、早めに対処しておいて損をすることは万が一にもないのである。

 

しかしそれでも、湧いて出るようにネガコメというお化けは目の前に現れてしまうし、出てきたら見てしまい傷ついてしまうのよ、というメンタル弱い子ちゃんの場合は、どう対処すればよいのだろうか。

私自身も決して「何を言われても平気」というタイプではないし、正直な話、メンタル弱目之介なのでアドバイスしてほしいくらいなのだが、まとめサイト的な記事のアドバイスは総じて「気の持ちようだ」という説教ばかりしているように見える。

 

メンタルが弱い人に読んでほしい良質記事まとめ8!! - NAVER まとめ

 

 つまり「気が弱い」「凹む」という悩みに対して「強くなれ」「凹むな」「気の持ちようだ」「考え方次第」「受け止め方次第」系のアドバイスが90%、残りは「声を出す」「書いてみる」くらいの実践的対処法が10%くらい、で結局、あまり役に立ってはいない(ように見える)。

 

私には、ネガコメという障害物へのメンタルを強くするためにメンタルをいじるというのは、ストレートな方法のようで遠回りのように思える。気持ちでどうにもならない問題を解決する近道は、馬鹿馬鹿しいようだが「体力をつける」が最も手軽で確実な方法で、例えば「強い心を身につける方法」「心が楽になる11の秘策」といった本を買って読む暇があったら、腕立て伏せや縄跳びやジョギングを五分でいいから真剣に行うべきである。

行動、実行、行為が疎かになればなるほど、メンタルは傷つきやすく汚れやすくなるというのが私の経験から得た大原則で、他に「美味しいものを食べる」「遠出する」「したことのない経験をする」「楽器を弾く」「雑事を入れる」「人と会話する」なども効果がある。

 

効果が実感できなければ、桁違いに量を多くするとか、時間を長くするといった変化をつけることも大切であるし、前々から思っているのだが「ブログを定期的に休む」ことを計画に入れて、自分独自のペースを保つこともストレスの軽減には良いと思う。

とにかく、ブログを通じて不特定多数の有象無象をたった一人で相手にするのはしんどいことなので、

時々は無責任さも必要である、と声を大にして言っておきたい。