「俺に触るとヤケドするぜ」のルーツはどこなのか?最初に言ったのは誰なのか?実は自分も前々から気になっていた。ヤフー知恵袋では確かな根拠もなく小林旭のマイトガイシリーズを挙げている人がいる。
ところがバタイユBotを見ていたら、こんな言葉が目に入ってきた。
「君たちは、私の体にあたって暖をとろうというのか。忠告しておく、あまり近づいてはならない。さもないと手に火傷をしてしまうぞ。なぜって、見たまえ、私は、あまりに熱く燃えているのだから。全くやっとのことで、自分の炎が体の外に噴き出ないようにしているのだ。」(ニーチェ)
— ジョルジュ・バタイユ (@G_Bataille_jp) 2017年8月31日
何と、まさしく「俺に触るとヤケドするぜ」!なのであった。確かにニーチェはいつもこういう調子で物を言っている。
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どの著作で言っているのか、調べてみてもはっきりしないが、小林旭よりはルーツに近づいているように思う。
それにしても、「超訳」という言葉がこれほど似合う人が他にいるだろうか?