ゲームばかりやっていたら、なぜか急に近藤真彦の曲が頭の中で流れるようになったので、何曲か聴きながらプレイしてみた。もはやカッコいいとか懐かしいとか、ダサいとかアホらしいといった感慨はなくて、愉快で楽しい曲が多い。
すると「さよならなんて、言えないよ。バカヤロー!!!」と叫ぶ曲があったので、面白いなあと思って調べてみたら、
曲の途中で「さよならなんて、言えないよ。バカヤロー!!!」と大絶叫する歌詞があるが、これは近藤が考えたものだった。オリジナルは「好きだよ。好きだよ。好きだよー!」だったが、近藤が恥ずかしくて言えないというので、前者の歌詞に変えられた。
とのこと。何と、松本隆が考えた歌詞を変えて歌っていたのだ。
それにしてもこんなフレーズを急に思いつくとは、なかなか凄い功績ではないだろうか。
ということは、小沢健二の「さよならなんて言えないよ」も間接的にはマッチの引用ということになるのではないだろうか?
他にも「ブルージーンズ・メモリー」には「青い稲妻」「優しさの意味を教えてよ」など、どこかで二度も三度も耳にしたようなフレーズがてんこ盛りになっている。我々は気づかないうちにマッチの影響を受けているのだ。