「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」

このシリーズは割と好きで、好きな割には内容を忘れている。本作は映画館で観るつもりが行けなかったので、ＤＶＤで予備知識なしでの鑑賞となった。

今回は「いつも暴走するから監視役が必要だ」という訳で、イーサン・ハント（要するにトム・クルーズのこと）に張り付いて、徹底マークするような男が登場した。

で、観終えてから知ったのだが、この人は何と、いつもスーパーマンを演じている人なのであった。ただでさえ自分の頭の中ではジャスティス・リーグとアベンジャーズが混ざりかけているのに、おまけにトム・クルーズだってあっちのヒーロー物にゲストで出ても不思議ではないのに、ますます頭が混乱しそうである。

ちなみに私はこのシリーズでは３作目が一番好きで、派手だし華やかだし、教え子を殺されるという所が妙にツボに嵌まって、いつまでも忘れられない。

それに悪役のフィリップ・シーモア・ホフマンが生理的に気持ち悪くて、その辺りでも感情移入して観た記憶がある。うろ覚えながら、シリーズを通じての評価は、

３＞５～６（続き物として）＞４＞２＞１

こんな感じである。

１～２作目はいつ観たかすら覚えていない。確か何かのウィルスを巡る話で「ロープで体を縛って、どこかへ降りる」とか、そんな場面のぼんやりした記憶があるだけ。冒頭で崖を登っていたのは何作目だったっけ？と悩んでも「まあ、いいか」と思えるような後腐れのなさがこのシリーズの良い点ではないだろうか。