potsuという名を目にした。日本のアニメや漫画っぽいイラストや語感から推測するに日本の田舎の方でコツコツと宅録に励んでいそうな感じである。
たまにジャケットに「ポツ」と書いてあるし、日本人のヴォーカリストが参加している曲もある。おおむね一人でポツンとやってますよ、という意味ではないか。
しかし、調べてみるとカリフォルニアの人なのであった。
potsuはアメリカのカリフォルニア出身のトラックメーカーであり、主にLo-Fi系のビートの制作をしている。彼は、楽曲の中に雨音や鳥のさえずり、雑踏などの生活音を多用しており、一言であらわすなら「街のBGM meets ヒップホップ」である。そこに優しいタッチかつエフェクトがかかったピアノや演奏、アトモスフェリックなシンセサイザーが加わり非常に耳に優しい。