さあ、読者の皆さんへの素敵なクリスマスプレゼント……、
という訳には行きませんが……。
いよいよ第五位の発表です……。
第五位は、「雪だより」です。
実はこの曲を一位にしようと思っていたのですが、昨日ラジオでユーミン関連の番組を聴いていたら、割と普通にオンエアされましたし、ベスト盤にも収録されていることに気づいたのでした。
歌詞も曲調も地味なのに、いつの間にか出世していた……、という感じです。
- アーティスト: 松任谷由実
- 出版社/メーカー: EMI Records Japan
- 発売日: 1999/02/24
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 37回
- この商品を含むブログ (41件) を見る
ちなみに、泣く子も黙る天下の大名盤「SURF&SNOW」に収録されています。
続いて第四位……。
「大連慕情」です。
- アーティスト: 松任谷由実
- 出版社/メーカー: EMI Records Japan
- 発売日: 1999/02/24
- メディア: CD
- 購入: 2人 クリック: 26回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
前回に続いて、またもや「水の中のASIAへ」からの曲となりました。
これは父に語りかけるようなスタイルの歌詞で、最初は父親の存在が出てきませんが最後になって、
「父よ、あなたに似合ったでしょう 春の大連」
という、ちょっとした謎解きのような構成になっています。
ユーミンには「本当は何々である」と最後に種を明かす構成の曲が幾つかありますが、系列としてはそれらと同じです。
さあ、いよいよ……。
地味にベスト3の発表をします。
おっと、その前に。
ジーミン好きの皆さんに、お勧めしたいアルバムをご紹介してみたいと思います。
それは……。
松任谷正隆の「夜の旅人」です。
全曲の作詞がユーミンなのですが、旦那の歌声が極度に地味なので、ジーミンテイストが満載です。
年末年始を静かに過ごしたい……。
と思われる皆さんにお勧めします。
さあ、いよいよベスト3……。
第三位は「TYPHOON 」です。
- アーティスト: 松任谷由実
- 出版社/メーカー: EMI Records Japan
- 発売日: 1999/02/24
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 34回
- この商品を含むブログ (17件) を見る
バブル絶頂期へと、日本が向かっている頃のアルバムで、デーハーな曲が目立ちますが、「TYPHOON 」はかなりジーミン度数が高い曲になっています。
ベスト盤や企画版には入らない、カヴァーもされにくい曲です。
続いて第二位は「手のひらの東京タワー」です。
「昨晩お会いしましょう」の中の静かな曲です。
- アーティスト: 松任谷由実
- 出版社/メーカー: EMI Records Japan
- 発売日: 1999/02/24
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 25回
- この商品を含むブログ (39件) を見る
これは歌詞の終わりで「本当は……」というパターンで、「昔の彼に会うのなら」などでも踏襲されています。
ちなみに、近年では今井美樹がカヴァーしています……。
Dialogue -Miki Imai Sings Yuming Classics-
- アーティスト: 今井美樹
- 出版社/メーカー: EMI Records Japan
- 発売日: 2013/10/09
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (8件) を見る
さあ、いよいよ第一位の発表です。
第一位は「かんらん車」……。
- アーティスト: 松任谷由実
- 出版社/メーカー: EMI Records Japan
- 発売日: 1999/02/24
- メディア: CD
- 購入: 2人 クリック: 57回
- この商品を含むブログ (26件) を見る
「流線型’80」に収録されています……。
いきなり、「すいた電車が住宅街抜けて、ひとしきり冬枯れをふるわす」です。
この世界に入り込んでしまいますよね……。
もはや地味を通り越して、世界が止まってしまう曲です……。
という訳でお送りしてきましたが、皆さんもぜひ、
「ユーミンの影にジーミンあり」
という真理を忘れずに、これからもユーミンの曲を聴き続けてください……。
【追記2019.04.20.】
Spotifyに「ユーミン(松任谷由実)の地味な曲集 / ジーミン・ブランド Part1」というプレイリストを作ってみましたので、お暇な方はぜひ聴いてみてください……。