書くことあり日記:その人だけ語

 

 

寺山修司は「ヒトラー」を「ヒットラー」と表記する方が好みだったという。

私は「エンタテインメント」「エンターテインメント」というのがどうもダメで、子供の頃から見慣れている「エンターテイメント」の方が表記としては好きだ(正しいかどうかは別)。

食べ物の好き嫌いは年をとると薄れるものだが、言葉の好き嫌いは融通が利かない。

 

新装版 虚無への供物(上) (講談社文庫)

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新装版 虚無への供物(下) (講談社文庫)

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鏡明の「ファンタスィ」とか中井英夫の「ワンダランド」のように、ほとんどその人だけの所有物のようになっている言葉もある。

いわば「その人だけ語」である。

私が考えたという訳でもないが「濁点・半濁点なし文」は多くの人に広まっても嬉しいし、広まらなくても自分の所有物のように墓場まで持っていくつもりなので、どちらに転んでも喜ばしいことである。

 

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