ただでさえ名曲揃いの「悲しいほどお天気」の、しかもアルバムと同題の「悲しいほどお天気」をよく聴いてみると……。
何と、間奏に入る前からちょびっとヴィブラフォンが入っている。しかも1:54から2:17まで、完全にひとり舞台、ワンマンショーと言ってもいいほどの活躍ぶりである。
「80年代の派手なユーミンはちょっとね……、」
と引き気味の皆さんにも推薦したい。
もし私が東芝EMIの社員だったら「間奏ヴィブラフォン大賞(1979年度:金賞)」という帯を作って、ついでに「ご存知ですか?今、静かなブームを呼んでいます!」くらいのウソ広告くらいは出してみたい。それほどの名曲である。