最近、自分の周囲でやけに評価が高い食べ物が「亀田製菓 技のこだ割り旨辛とうがらし」である。
普通は「割れてしまったお煎餅を安く売っております」という訳あり品が「割れ煎餅」のはずだが、この商品はあえて、意図的に割っているらしい。
亀田製菓のせんべい「技のこだ割り」 おいしさのヒミツ1 “割る”
「技のこだ割り」は、堅焼煎餅(せんべい)を焼き上げ、特製醤油だれで味付けします。“つまみやすく、食べやすい大きさ”にするために、丸い煎餅(せんべい)をわざと割ります。 また、ひとかけらごとに、形・大きさが違い、均一ではない、様々な歯ごたえを楽しめます。
亀田製菓のせんべい「技のこだ割り」 おいしさのヒミツ2 “しみ込ませる”
一度醤油味をつけた煎餅(せんべい)を、さらにたまり醤油をベースにした特製醤油だれにつけ込むことで、割り口にまでたっぷりと醤油をしみ込ませます。この二度づけ製法により、「技のこだ割り」は濃厚な醤油味を実現しました。割り口によって断面が違うため、醤油のしみ込み方が異なり、ひとかけらの中でも醤油の濃淡を楽しむことができます。この機会に、ぜひお試しください。
わざと割る。
あえて割る。
わざわざ割る。
そのような逆転の発想がもたらした美味しさなのだ。
「これを誰が、どこで買ってきたのかわからない」という謎を追っているうちに、どうやら自分が買ってきたらしいと判明した。しかし、どうしてもどの店で買ったものか思い出せない。
近所のスーパーにはないという話だが、まったくヒットしていない商品でもなさそうだし、かと言って皆が知っているという訳でもなく、謎は深まるばかりだ。